ペットと泊まれる宿 - 伊豆高原・カーロ・フォレスタはんなり伊豆高原の体験記(その2)【ステイウィズドッグ】

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伊豆高原 - カーロ・フォレスタはんなり伊豆高原(その2)

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伊豆高原 - カーロ・フォレスタはんなり伊豆高原(その2)

和のテイストを楽しめる究極のお宿

山中湖のカーロ・フォレスタエルフォを気に入り、何度か宿泊していますが、昨年夏に、同グループが伊豆高原に「はんなり」という宿をオープンした、と聞き冬に行って来ました。

■近くの大室山公園もオススメ

今回行ったメンバーですが、おなじみ? ボルゾイのリェータ(旅行時12才現在13才♀)とシャロン(7才♀)、アフガンのイネス(10才♀)、そして両親と私です。

ボルゾイが2頭とアフガン1頭で、さらに犬連れだとどうしても荷物が増えるので、ステーションワゴン2台に別れて行きました。

アクセスとしては自宅が世田谷のため、東名高速の用賀ICから厚木IC、続いて厚木バイパスで熱海に向かい、そこからR135号で目的のお宿「伊豆高原はんなり」です。時間的には休憩などを入れて3時間弱でした。

チェックインには少し早かったので「はんなり」から車で10分ほど行ったところにある大室山で犬たちを散歩させました。大室山は標高581mのやさしい表情をした美しい山(休火山)で、山頂は直径300m深さ70mほどの噴火口になっていて、周囲はハイキングが楽しめます。

実際、山頂へはリフトを使わないと行けないため、大型犬と一緒に山頂へ行くことはできないのですが(小型犬ならだっこすればリフトに乗せて貰えます)、ふもとが「大室山さくらの里」という広々とした芝生の公園になっていて、犬連れの人にはオススメのスポットです。

また、この公園はお花好きの人にも人気のスポットのようで、伊東観光協会のHPによると、「さくらの里」というだけあって40種3,000本の桜が植栽されています。その他、園内では一年中花を楽しむ事が出来き、冬から春にかけては菜の花、初夏には黄色やオレンジのヘメロカリス、夏から初秋にかけてはコスモスなどが咲き来園者を楽しませてくれます。

そして、9月中旬には十月桜が咲き始め、冬からは寒桜、大寒桜、染井吉野、一葉、松月、5月には佐野菊へと長い期間、様々な種類の桜が楽しめるとのことです。

■犬と行く和のお宿の最高峰

伊豆高原のはんなり…本当に凄いお宿でした。

泊まったお部屋は葵という平屋の離れタイプのお部屋で、100平米近くありとても広く、純和風の重厚なお部屋でした。聞くところによると、以前はあるお金持ちの方のお住まいだったとのことで、今の大工さんではなかなか出来ない贅沢な技法が施されているそうです。

凄い内装と知って予約したのではなく、このお部屋に決めたポイントは内風呂の他に、専用庭に檜の露天風呂がついている事でした。どちらも温泉でとても温まりました。

また、犬専用の露天風呂もついているのですがボルゾイには少し小さい感があり、アフガンは乾かすのが大変なので犬用は利用しませんでした。父は山中湖のエルフォの時は「行かない」と言っていつも留守番だったのですが、今回は檜の露天風呂にひかれたようで、それを証拠に、一泊でしたが6回も入浴していました。

■いい湯に美味しいお食事

山中湖のエルフォに泊まったとき感激したものの一つが、お部屋出ししてくれる会席風の美味しいお食事でした。

今回のはんなりは、同じグループが手がけた本格的和風ホテルということもあり、お食事も楽しみの一つで伺ったのですが、旬のネタや地物などを使い、実に美味しいお食事がお部屋に運ばれて来て、お酒が進んでしまいました。

ちょっと女性にはボリュームが多すぎる感じがあり、お夜食に一部取っておきました。山中湖のエルフォと違うことは、朝もお部屋にお食事を運んでくれる、ということです。極めてプライベートな空間が保てて、ご機嫌です。

■犬たちの様子

犬たちは東京からのドライブと大室山公園の散歩などで少し疲れた様で、持参した手作り食を食べた後、イネスはソファーで、シャロンとリェータはソフトケージで一休みしていました。

私たちの夕食はテーブルで頂きますので、体高のあるボルゾイたちがいても、気を使わずにゆっくり食べられます。葵のお部屋は先にも書いたように少し小高いところにあり、お庭を見ながらの夕食になり、夕暮れ時にライティングされたお庭は妖艶な雰囲気でものすごく敵でした。