![](../../img/stay/report/casolare3/cazolareTOP.jpg) ![](../../img/stay/report/casolare3/cazolareTOP.jpg) |
この冬は、昨年末に2歳の成犬で迎えためいと初めての旅という事もあり、いろいろ私たちと一緒に経験をしてもらうため、安心できる犬連れ旅行者を対象とした宿を利用しつつ、エリアを絞って旅を計画しました。 |
すでにこの冬は初カーロフォレスタとして那須を先月利用しているのですが、実はその時も先に那須に行くか、菅平に行くかを検討しました。
この順になった理由は、菅平の冬の寒さを私が知っていたからです。那須と菅平の3月では、圧倒的に後者が寒いと思っています。その理由は菅平で大学時代のひと冬、スキー特訓を兼ねて宿に泊まり込みでアルバイトをした時の経験からでした。
雪はそれほど多い所ではなく、とにかく寒く斜度があるコースでは雪もつかないガリガリのアイスバーンという厳しい条件でエッジングを習得しました。今ではすっかりゲレンデスキーはしていませんが、また機会があればのんびりとゲレンデもと思ったりしています。 |
カゾラーレに到着したのは17時ちょっと前。広い駐車場にはうずたかく捨て雪が積まれていました。
ほとんどが屋根から落ちた雪が山のようになっていて、建物の下半分はエントランス以外が見えません。
また除雪用のユンボがあり、駐車場はセルフで除雪されているのがわかります。今の冬は雪がとても多いようでした。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare03.jpg) 停まっている車は3台。うち1台はオーナーのエクストレイルでした。
車を停めて荷物を下ろし、ロビーに入るとこじんまりとしたフロントが正面にありました。
ほどなくしてこちらで有名な「なべさん」こと渡辺さんが登場。豪快な声で歓迎してくれました。
前回同様、夕食時の犬食メニューを頼み、場所の説明と食事時間の確認をしたあと、鍵を渡されて客室へ。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare05.jpg) 私たちの部屋は今回あえて2Fのロフト付きにしてみました。理由は1Fは出入りが楽なのですが、2Fはロフトを使わないにしても天井が高い事で開放的かと思ったのと、木
の騒音として上の方がめいにストレスが少ないかなと思ったからでした。他の宿泊者の方は1Fの部屋のようで、また部屋の配置も宿泊客が上下重ならないように配慮されていました。このあたりは気配り感じられてほっとします。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare07.jpg)
|
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare09.jpg) 部屋は暖房が効いていました。暑がりな私たちはすぐに停止。
荷物を置いて早速裏手にあるドッグランにめいを連れていきました。薄暗くなってきた中、嬉しそうに走り回ります。
ドッグランの積雪は1m以上かるくあり、柵の扉が閉まらないほどです。
面白い事に柵の中に雪の階段が3段もあり、それだけ根雪があるという証拠でもありました。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare11.jpg)
|
旅の移動が長かった事もあり、誰もいないドッグランでしばらくディスクやボール遊びをして、ストレスを解消してもらいました。そのうちに雪が降り出し、一時は積もる勢いにまで本降りになってしまい部屋に撤収しましたが、めいは充分満足したようです。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare13.jpg)
|
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare15.jpg)
|
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare17.jpg)
|
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare19.jpg)
|
こちらは風呂がお部屋のシステムバスで、トイレと一緒のユニット構造。おまけにバスタブが標準よりも狭く、このあたりは宿側も充分ウィークポイントとしてわかっているようで、私たちは事前に日帰り温泉に入ってきていました。
なので使用感はわかりませんが、正直ゆっくり暖まる事は難しいと思います。ただ近いうちに大きい共同のお風呂の増築を検討されているとか。お値段据え置きでぜひゆっくりと移動の疲れを癒せるお風呂を期待したいと思います。
食堂に行くと既に2組の宿泊客が食事を始めていました。私たちの席に着くと渡辺さんが慌ただしく他の方への食事出しをしつつ、飲み物メニューを持ってきてシステムを説明してくださいました。自慢の牛すね肉を使ったビーフシチューとごはんはセルフで食べ放題。飲み物もコーヒー紅茶にソフトドリンクが飲み放題です。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare21.jpg)
|
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare23.jpg)
|
さっそくシチューとごはんをよそい、飲み物を持ってきている間に、めいの食事がやってきました。めいには椅子の横に居てもらい、少しづつ箸で与えていきました。前回ヤギミルクで利尿作用が効きすぎたため、今回は控えめに与え、あとは部屋にあった湯飲みに移し、部屋の冷蔵庫で保管して明日にかけてゆっくりあげる事にしました。 |
私たちのメインの料理も運ばれてきました。どれも高級というよりも素朴でやさしい料理ばかりです。そして自慢のカマンベールチーズ鍋にも火を入れてくれました。創作料理という事ですが、まさに食材や調理方法を工夫されていて、どれもおいしいものばかりでした。また自家製野沢菜も歯ごたえのある長野の味でした。駐車場にコンテナが置かれていて漬け物樽が見えていたので、そこで漬けられていたのかと思います。バイトで菅平の日々は野沢菜で始まり野沢菜で終わった事を思い出しました。 |
渡辺さんは食事の間ときおりテーブルにやってきて元気な声でお話をしてくれます。おいしい料理と笑い声が絶えないカゾラーレの夜でした。しかしこれらをほとんど一人でこなされているのには驚きます。もう一人女性スタッフがいるようですが、ほとんど主要な部分を渡辺さんがされているように感じます。それこそ雪かきからブログ更新、設備の修繕やメンテナンスなど、カーログループの中では異質なのではないでしょうか。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare26.jpg)
|
シチューをおかわりして、おなかいっぱいです。最後に熱々の焼きたてアップルパイ。コーヒーを入れなおして、ゆっくり食後を楽しみました。そして苦しいおなかを抑えて部屋に戻り、カメラやiPhoneなどいろいろな充電や荷物の整理をそのままに、ソファに座り込むと動けなくなってしまいました。
うとうととしていると突然寒さを感じました。いくら2Fとはいえロフトがあるような天井が高い部屋です。そして内窓も空いていたので、そこを閉めるだけで随分違いました。テレビをつけて明日の天気予報を確認し、早々にベッドにもぐり込みました。
深夜ドンドンという音が階下から随分と長い間聞こえてきて、目が醒めました。時間を見ると1時半ぐらいです。めいがその音に反応したのもあって私も気になりましたが、そういえばカゾラーレは深夜到着無料のキャンペーンをしていたのを思い出しました。若い頃は夜にスキー場に到着して仮眠を取り、翌早朝からスキーを楽しんだものですが、最近はそこまで無理はしないようになり、このキャンペーンを使いませんでした。駐車場を見ると首都圏ナンバーの車が停まっていたので、その人たちでしょう。 |
朝になり起きてから窓をみると、窓枠が結露した水ガチガチに凍っていました。窓の外からは雲ひとつない青空の下、パインピークスキー場のゲレンデが正面に見えます。食事前にまたドッグランに行き、青空の下軽く運動タイム。氷点下の空気がしびれます。 |
![](../../img/stay/report/casolare3/cazolare29.jpg)
|
朝食をとりに食堂へ行くと、やはり今日も私たちが最後。席についてほどなくして、渡辺さんが食事を運んでくれました。熱いなめこ汁が嬉しいです。カーログループの朝食は和食が定番のようで、普段パン食の妻はどうだろうと思いましたが、たまの旅であれば問題ないようです。私は和食の朝食で育ったので、なんだかほっとします。旅先でいわゆる旅館のような所に泊まると、結構な確率で和食だと思いますが、それは何だかキャンプ旅と違った旅館旅の気分を高めてくれます。
食事中にスノーシューについて渡辺さんがフィールド情報を教えてくださいました。私たちも今日は菅平でスノーシューをするつもりだったので、事前に私たちが調べていた情報に加えて、車を停めるポイントを教えてくださり、とても助かりました。お願いしてもいないのに、スノーシューマップや菅平全体のマップもコピーしてくださいました。
またカゾラーレは冬よりも夏の方が賑やかだという事も聞きました。菅平の夏といえばラグビー合宿、冬と言えばスキーと決まっているぐらい有名なのですが、避暑地でもある事から犬にとっても快適なのでしょう。その上渡辺さんの気配りとおいしい料理があれば、これ以上安心して犬連れで泊まれる場所はないと思えるほどです。
チェックアウト時の清算はカードで済ませ、渡辺さんは今晩のお客さんがやって来るまでにやる事は山積のはずですが、それでも少し休める時間があるでしょう。少し充電し、夜にはまた渡辺さんの元気な声が館内に響き渡る事でしょう。
真っ青に晴れ渡った空の下、旅2日目を開始すべく、私たちはカゾラーレを離れ山へ向かいました。 |
(2015/3/12泊) (2015/3/30)(埼玉県、Yさん くーたら日記
Hill Breeze)
|
カーロ・フォレスタ の体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ
の体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ エルフォの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ エルフォの体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ
軽井沢ジャルディーノの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 軽井沢ジャルディーノの体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 軽井沢ジャルディーノの体験記3を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 軽井沢ジャルディーノの体験記4を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 北軽井沢リーオの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 北軽井沢リーオの体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 北軽井沢リーオの体験記3を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 北軽井沢リーオの体験記4を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 菅平カゾラーレの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 菅平カゾラーレの体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 菅平カゾラーレの体験記4を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ はんなり伊豆高原の体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ はんなり伊豆高原の体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 館山ディアナの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
愛犬と泊まれる隠れ家ホテル 玉響の風の体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
愛犬と泊まれる隠れ家ホテル 玉響の風の体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 三浦海岸アレーナの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 元箱根ルチアの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 那須高原ヴォルペの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
カーロ・フォレスタ 那須高原ヴォルペの体験記2を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
ドッグリゾートWoofの体験記1を見る![](../../img/stay/img_l/ar_orange.gif)
ドッグリゾートWoofの体験記2を見る |