LIVING WITH DOGS は愛犬と暮らす皆様に、犬連れ旅行の楽しみ方をご紹介していますが、残念ながら、飼い主さんのモラルはまだ成熟しているとは言い難い状況です。 当サイト は宿利用者のマナーとルールを設け、宿泊施設とお客様の双方が協力しあってマナーある飼い主さんを増やしていこうと情報発信しています。
犬連れ可の宿泊施設も、犬連れ専門の宿(全室同伴可)、一部可の宿、一室のみ可の宿とタイプ別に増えてきています。当サイトは犬連れ専門宿泊施設 (以下、専門宿泊施設)は、犬飼い初心者の方々の犬連れ旅行デビューの場として必要と考えています。
しかし、専門宿泊施設で同宿したベテラン飼い主さん達は、初心者飼い主さんの愛犬が、食事時にワンワンや、お部屋に入っても無駄
えなどで、不愉快だったと言うようなクレームも多いのが現状です。食事時のワンワンや、粗相した場合の対処など、宿側から注意したくても出来ないと言うのが実情でしょう。このままでは犬を飼う人のマナー向上には繋がりません。専門宿泊施設は、
えたって、粗相したって仕方がない、「お客様は神様です」のままとなりかねません。 ベテラン飼い主さん達にしてみれば、むしろ「犬飼のモラルは低下している」、「宿の選択を間違ってしまった」のではと思い、「次回は一部可、1室のみ可、コテージなどに宿泊しよう」と選択先を変えはじめました。それはそれで、より普通の宿に近いタイプの宿に、モラルある犬と暮らす飼い主さんの利用が増えてくるわけで喜ばしいことではあります。
犬飼い初心者の方の中でも、基本的なモラル意識の高い飼い主さんには、犬連れで旅行をしたいけど、吠えてしまったらどうしよう、食事時にテーブルの下でステイが出来るかしらと不安でなかなか旅行を実行できない方もいらっしゃるでしょう。
犬連れ専門のお宿様には、犬連れ旅デビューの飼い主さん達に向けて、犬連れ旅のマナーやルールを教えてくれるような場としていただければと思います。 積極的に「犬連れ旅デビュー企画」等を是非ご検討いただけば幸いです。
(2006/1/17)(LIVING WITH DOGS)
※2024/6/13版
1. 宿に予約をする際の事前確認
・ 同伴ペットの種類、性別、年齢、去勢・避妊の有無。 ・ 未避妊の女の子の場合ヒート中、及びヒートが終わってから二週間以内でないことを伝えましょう。 ・ マーキング癖のある男の子のワンちゃんは、宿泊施設に前もってご相談しましょう。 ・ マーキング防止用マナーベルトやマナーパンツ着用であれば宿泊可というお宿もありますので了解を得て予約しましょう。 ・狂犬病ワクチン接種 : 年一回の接種証明書又は済票を宿泊施設に提示下さい。
・混合ワクチン接種 : 直近の混合ワクチン接種証明書を宿泊施設に提示下さい。※ただし、十分な抗体を持っていることが証明できる直近の抗体検査証明書を混合ワクチン接種証明書に替えることができます。
2. 宿泊日の2〜3日前にシャンプーを行いましょう。
チェックイン前に愛犬のブラッシングを行いましょう。尚、抜け毛のシーズンには、愛犬にTシャツを着せる等の対策を行いましょう。ブラッシングはお外で周りに迷惑がかからない場所で行い、抜け毛はビニール袋に集めて捨てるか、持ち帰りましょう。
3. 室内でトイレの粗相をしない、噛んだり、飛びつかない「しつけ」の入ったワンちゃんだけがお泊まりできます。
・トイレトレーを持ち込む場合は、トイレトレー内部だけではなくその周囲にペットシーツや新聞紙等を敷き汚さないように気をつけましょう。
・汚れたトイレやシーツは宿泊施設の方に伺って、所定のゴミ箱があればそこに入れ、もしゴミ箱がなかったら持ち帰りましょう。
・もしも粗相をしてしまったら。飼い主さんがきれいに片付けた上、粗相の場所を必ずお宿の方に報告しましょう。(次に泊まるワンちゃんの粗相を招かないように徹底的にお掃除をするためです。)
・むやみに噛んだり、飛びつかないように「しつけ」を入れておきましょう。
4. 室内でおとなしく出来るワンちゃんがお泊まりできます。無駄吠えするワンちゃんはお泊まりできません。
5. ペットは専用のお布団やベッドで寝かせましょう。人用のベッドに乗せるのは控えましょう。人用ベッドにペットを乗せることをお宿側が了解される場合は、この限りではありません。
6. やむなくペットだけでお部屋でお留守番させるときは、クレート(ペット用ケージ
)やケージを利用しドアの内側や室内の設備を破損させないようにしましょう。
7. お部屋以外の館内の移動はリードを使用しましょう。
8. ペットの食事は飼い主さんが準備しましょう。
9. 宿泊施設付近のお散歩や、トレッキング中の愛犬の糞は、たとえ山の中でも放置せず必ず持ち帰りましょう。
10. ペットと一緒に遊べるスポットの紹介を宿泊施設から受けた場合、自然環境保護を念頭に置いてオフリードは控えましょう。
ペット用に持参する物 [参考] あったら良いもの
我が家の犬連れ旅行グッズ
ペット用の食器、ペットの食事、ペットの緊急用救急薬、必要があればクレート、ペット用寝具、シーツ、バスタオル類、ペットのおもちゃ
[備考】STAY WITH DOG 読者の方へ : 宿HPに複数のマナー集へのリンクがある場合、当マナーとルールの確認だけで結構です。このマナーとルールは充分な内容をカバーしています。
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