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[特集]早春のスノーシュー北軽井沢の旅

愛犬くーが大病をし、その治療を昨年の夏から続けてきました。ほぼ毎週病院に通い続け、大好きなドッグスポーツも全て辞め、くーには治療を頑張って受けてきた結果、今できる治療としてはひとつ大きな区切りを迎えた事で、ご褒美に大好きな雪遊びに連れていってやる事にしました。
体力も筋肉も落ちている今、無理な長距離の旅をするつもりもありません。雪遊びにしても何時間も歩き続けるような事もしなくてよく、足にやさしい雪質で、ストレスなく思いっきり遊べる場所を探しました。
昨年末に引っ越した関係で、できればアプローチが楽な関越道沿いで考えたのですが、最後の最後まで宿が決まらず、一時は日帰りにしようかとも思ったほどです。
とりあえず当初の予定からすれば雪が少ない北軽井沢の宿を最初に決めた事で、そこの近くでスノーシューができ、3月に入っても雪質が比較的望めそうな場所を探しました。そして目処をつけ、いつもの旅のように朝5時起きででかけました。
これまでのようにETCの早朝深夜割引時間ではなく、平日なので6時からの通勤割引を利用する事にしたので、6時になってから家を出る事にしました。ガソリンを満タンにし、所沢ICから関越道上へ。
天気は曇り。できれば晴れて欲しい所ですが、3日前に雪は降ったようで、新雪は望めない雰囲気でした。上信越道に入っても高速道上は完全なドライコンディションでしたが、軽井沢のあたりから路肩に雪がちらほらと確認できました。やはりまだこのあたりは寒いようです。佐久平SAでトイレ休憩を取り、小諸ICで高速を降りました。
時間は8時をまわっており、朝食を取りたい所です。マクドナルドの看板をみつけてUターンしてみますが、残念ながら開店前でした。仕方なく上田市方面へ走りますが、分岐が近づいてきます。予想では今後コンビニひとつない道になってしまう事から、ぎりぎりにあった道の駅、雷電くるみの里に入りました。これで暖かいものが食べられるかもしれません。
妻がリクエストしたのはパン食なのですが、残念ながら食堂のメニューは普通のそばやうどんなどの和風ファーストフードばかりです。悩んだ挙げ句、売店には一応今朝入ったという地元のパンが売られていたのでそれを購入。自宅からサーモスの保温マグに入れてきた暖かいお茶とコーヒーで、車の中での朝食となりました。パンが暖かくないのが残念です。
道の駅 雷電くるみの里
しばし道の駅で休憩をしたあと、県道94号線に折れ地蔵峠を目指します。道には雪はありませんが、山の向こうに見える浅間山は真っ白です。ぐんぐんと標高をあげていき、すぐに目的地であるスキー場に到着。平日のせいか峠の駐車場もガラガラで、停め放題でした。
下にゴアテックスのカッパを履き、上着もゴアテックスの中綿が入った防寒パーカーに着替え、家からずっと履いてきたクロックスから、トレッキングブーツに履き替えます。くーはもう外に出せと我慢できない位に興奮中。少しなだめながら飼い主は用意です。
スノーシューを出してブーツにセット。妻の用意が万端になってから、くーを連れていきました。私はそのあとカメラやら何やらの用意をし、合流。目指す遊歩道は誰も歩いたあとはなく、見事なバージンスノーです。昨晩も雪が降ったのかもしれません。
入口脇にある熊出没注意の看板を横目に、GPSでルートを確認しつつ、さあ雪あそびのはじまりです。くーはもう嬉しさ爆発で弾けています。フカフカサラサラの雪はこのあたりが気温が低く、また乾燥している証拠で、グローブをした手でぎゅっと握っても固まりません。北海道の雪のようです。くーも体全体でラッセルしつつ、顔を雪だらけにしながら走りまわります。
長い間、病院で注射や検査ばかりの日々でした。免疫の病気なので完治という言葉はないのですが、ずっと大好きなフリスビーやアジリティも中断して、ひたすら安静にし、体力を温存し、ストレスを少ないように過ごした半年ちょっと。くーにとってはつまらなく、そして辛い日々だったと思います。私たちも正直途方に暮れた事もありましたが、こうして雪にまみれて嬉しそうな笑顔満面のくーをみると、連れてきて良かったと思います。
くー、妻、私の順で歩きはじめますが、しばらくするとくーは妻と私の間を行ったり来たり、横道にそれては登ったり降りたり。ずっと動いています。時折兎や鹿の足跡をみつけては、鼻先を雪の中に突っ込み、くんくんと匂いを嗅いでいます。
森の中をずんずんと歩きます。少しいくとキャンプ場に出て、真っ白の雪原が広がっていました。誰もおらず貸し切りです。それを見越して平日に来た訳ですが、これもくーのストレスを少しでも減らそうと思ったからでした。誰にも気兼ねなく、雪を楽しめるという事はとても気楽で嬉しいものです。
スノーシューだと雪がある所では自由自在です。毎年1〜2回は必ずくーとスノーシューハイクに行くのがここ数年の冬の楽しみになっていますが、今年は行けるかどうか微妙でした。治療の副作用の関係で3月になってしまう事から、雪のコンディションが望めないのを予想した上で計画したのですが、思いのほかよい雪質で本当にラッキーでした。
森の中や広場を行ったり来たり。足跡をつけまくります。家族の記念写真を取ったり、あまりハードにはしませんが雪玉を投げてキャッチする遊びは何より好きなので、疲れない程度に投げてやりました。ただ雪玉をつくって投げ、写真を撮るという一連の動作をすると、数回で右手がかじかんで動かなくなります。おまけに雪は簡単に固まってくれませんでした。
くーはレトリーブがごはんよりも好きです。ひたすら「投げて」という態度で、期待の眼差しで見つめます。特に雪原に来ると雪玉が大好きで、以前は永遠とやっていました。でも今はやりすぎは禁物です。くーが自らラッセルする事が減り、飼い主の歩いたあとをトレースするようになったら、疲れた証拠です。それが目立つようになってきたら、遊びの時間の終了でした。
ひとしきり1時間ほど誰もいない雪の世界であそんだあと、今来た道を戻ります。基本的に青空なのですが、ときおり雲が通り日差しを隠します。日が陰ると同時にグンと寒さを感じます。ここはおよそ日中でも氷点下なので当然でしょう。帰りは下りなので、楽に歩けます。
車の近くまで戻った時、近くのゲレンデの様子を見ようと横道に入りました。ボーダーが2人と、基礎スキーのトレーニング中のカップルが滑って行きましたが、ガラガラなゲレンデでした。昔毎週のようにスキー場に通っていた20年ほど前を思い出しましたが、平日とはいえ、こんなゲレンデならまた滑ってみてもいいかなと思ってしまいました。
車に戻り、スノーシューの雪を払って片づけます。着替えたり、靴を履き替えたりしている時に、くーの胸にひっついている雪玉の除去に妻が苦労していました。これまで何度も雪山に行っているのですが、今回はじめて雪玉ができていたのです。親戚犬たちとスノーシューに行ったときは、フラフィーの子だけにできていたので、そういうものなんだと思っていた分、新鮮でした。
ただ、くーにとってはとても迷惑らしく、雪玉を自分でかじって取ったりしています。私たちが取ってやろうとすると、すごく嫌がりました。違和感で落ち着かないらしく、そわそわしています。
ある程度取った所で、少々濡れても仕方ないと諦め、そのままクレートに戻しました。リアシートにはネオプレーンのマットが敷いてあるので、塗れる事はありません。体が冷えないようにと思っていたのですが、車の中は日差しのせいでぽかぽかです。大丈夫でしょう。汗をかいた体を、窓を少し空けながらクールダウンしつつ、車を走らせました。次の目的地はかいた汗を流すための温泉です。
実は北軽井沢周辺で、一番行きたかった温泉は万座です。白濁した硫黄泉が温泉気分満点だからです。昔何度かスキーやツーリングで行きましたが、万座までは往復2000円以上もかかる有料道路を通らなければなりません。諦めてすぐ近くの鹿沢温泉を目指しました。
鹿沢温泉で一番歴史があると言われる紅葉館に車を停めました。時間はちょうどお昼です。屋根の上では雪おろしというか、氷を落としている最中でした。当然ですがまだ誰もお客さんはいません。歴史のある味わい深い玄関をくぐり、お金を払うと風呂までの行き方を教えてくれました。
鹿沢温泉 紅葉館
真っ暗な階段と古びた廊下を歩いていくと、あの雪山讃歌が生まれたという歴史を感じさせられます。温泉は貸し切りで、ちょっと鉄分の多い泉質でした。男湯と女湯の間には、怪しいレリーフが刻まれた壁がありますが湯気でよく見えません。twitterに書き込もうと思った所、しっかり圏外でした。
ゆっくりと温泉につかり、外に出ると体はポカポカでした。車までの100mを歩いただけで、首にかけたyタオルが軽く氷るほどの気温なのに、まったく寒くありません。くーは車のクレートの中でうとうとしていました。ちょっとだけ排泄をさせ、お昼ごはんのため移動再開です。
一旦R144に出て、田代湖経由で北軽井沢へ向います。目指すは浅間牧場交差点の先にある、フィガロ・クラシクゥさんです。夜はイタリア料理との事だったので、昼は和食かフレンチをと思っていました。折角の旅なので、ちょっと豪華でもいいかなと思ったのですが、このフィガロさんはリーズナブルな所が決め手でした。
13時すぎに到着しましたが、無事営業中でした。お客さんは誰もいないようです。車を停めて、くーはクレートに待機してもらい、店内へ。奥様らしき方が窓際の席を案内してくださいました。すぐ横には薪ストーブがあります。
メニューは1000円と1500円のコースがそれぞれ2つ。選んだのは1000円のエビのコキーユグラタン仕上げと、1500円の虹鱒の背開きの詰め物です。正直この位のお値段なら、カツ丼とかカレーライス分です。量はちょっと少なめですが、とてもおいしい料理でした。これならまた立ち寄りたいと思えます。北軽井沢でよいお店を見つけました。
フィガロ・クラシクゥ
食後チェックインにはまだ早かったので、冬季はスノーシューパークとして開放しているアスパラへ散歩を兼ねて寄ってみます。立派なアスパラのセンターハウス横には1台のランドクルーザーが停まっており、リアにゴールデンレトリーバーのシールが貼られていました。きっと私たちと一緒で犬の散歩なのでしょう。
スノーシューはなくても大丈夫なぐらい、雪は締まっていました。奥の方までいけば別かもしれませんが、トレッキングブーツのまま歩きだします。南側の急な斜面は半分以上地面が見えており、このあたりは山の上よりもさすがに雪は少ないように感じました。とりあえず東屋がある所までくーを連れて登ってみると、真っ白で雄大な浅間山を目の前にみる事ができました。軽く遊んで、車に戻り、今度は観光地へ向います。
浅間高原スノーシュー天国 aspara(アスパラ)
できるだけ使いたくない有料道路を通らなければたどり着けない白糸の滝へ。
白糸の滝
薄暗い入口周辺の売店は営業中のようです。駐車スペースの横にある人工的に作られた氷柱も見頃でした。滝までの遊歩道は真っ白に凍っており、観光客も殆どおらずここも貸し切りです。冬でも凍らない湧き水の滝を見学して、いよいよ宿に向いました。
今日のお宿は妻が一度泊まりたかったという、北軽井沢の花闊歩さんです。別荘地のどまん中にある目的地に、ナビはなかなかうまくガイドしてくれません。秋に来た事のあるキャンプ場や、昔バイクで友人と来た貸別荘などをかすめて、やっと看板をみつけました。
冬は日が暮れるのが早いです。旅は基本的に暗くなる前にその日の宿泊地へ到着する方が安全です。今回も少し余裕を持って到着。昼間に入った温泉はもう効能も消えてしまっているので、ゆっくり夕食前にお風呂に入ってあたたまろうと思ったのでした。
宿の食事はすばらしく、これまでではトップクラスの満足なものでした。早朝から頑張ってずっと遊んでいた事もあり、おなかいっぱいおいしいものを食べたあとは、睡魔に勝てずに早々に ってしまいました。
8時間ほどぐっすりと眠り、窓の外が明るくなってから目をさましました。相当に冷え込んだようで、朝食前にくーを排泄の為に外に出てみると、車のルーフには氷の結晶のようなものがびっしりと張りついていました。
足を拭いてクレートに入れ、朝食をいただきました。暖かいパンとディッシュが外の寒さをじんわりと暖めてくれます。コーヒーと紅茶を飲みながら、オーナーとやっとまともにお話をしました。宿のワン達と少し交流をさせていただき、お湯をもらって今日1日分の保温マグに入れるお茶を作り、チェックアウトです。
(花闊歩・体験記はこちら)
浅間高原スノーシュー天国 aspara(アスパラ)
最初の行先は、昨日も立ち寄ったアスパラへまた向いました。今日もスノーシューは装着せず、ちょっと奥まで行ってみる事に。靴はゴアテックスのトレッキングシューズなので塗れる事はありませんが、カッパの下も履いていないので、休憩時にちょっと場所を探さなければなりません。
雪のない時期は車道と思われる幅の昇り坂を奥の方まで歩いていきますが、何故か息切れが激しいので適当な所で雪が深そうな谷の斜面を降りいきました。
森の中を雪にまみれになりながら、枝を折らないように気をつけて歩きます。ひとしきり雪にまみれて遊び、汗だくになってしまったので、また温泉に行く事にしました。
今度は帰る方向ではあるのですが、ちょっと寄り道と言える行き止まりにある古い温泉郷へ向います。R145を中之条の手前でR353に入り、四万温泉方面へ。谷筋に走る山道をくねくねとしばらく進むと、いきなり風情のある温泉街が現れました。規模は小さくメインストリートはおよそ500mもないでしょうか。そこを抜けると、大きめのホテルが川向こうに建っていました。
目的の温泉は、あのスタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとなった四万温泉積善館です。およそ300年ほど前の建造物で、温泉は不思議な世界に紛れ込んだようです。立ち寄り湯としてもちょっと高いですが利用できます。
下調べはあまりしていかなかったので、とりあえず玄関前まで車で入ると、丁寧な番頭さんが町営駐車場への行き方を教えてくれました。一旦川沿いの駐車場に停めて、くーは車にお留守番させつつ、飼い主は温泉セットを持っていざ積善館に向いました。
赤い欄干の橋が、積善館の玄関に向って伸びています。向って右手には風格すら感じられる温泉がある建物が圧巻です。玄関に入ると土足のまま目の前のフロントでお金を払うと、大浴場と奥の混浴の岩風呂の案内を受けました。
四万温泉 積善館
ここは建物内の廊下から何から、土足で移動するようになっています。これが日本人にはちょっと違和感がありました。大浴場は元禄の湯という名称で、扉の外にある下足入れに履いている靴を入れ、扉をあけると圧巻のインテリアが広がります。特徴のあるタイル張りの床に、5つの石 りの浴槽が整然と並んでいますが、奥の方が湯温が高いそうです。
雰囲気としては以前旅した台北は新北投温泉の温泉博物館大浴場が思い浮びましたが、日本人としては青森県の酸ヶ湯温泉や群馬の法師温泉の長寿館、那須温泉湯元の鹿の湯などの木のイメージも捨てがたいものです。
私だけは混浴の岩風呂にも入ってみました。脱衣所より少し低くなっている所に湯船があり、湯船から見上げると男女の脱衣所の扉が並んでいるのが見えます。やはりさっきの元禄の湯のダイナミックさに比べると地味な雰囲気です。
ゆっくりお風呂に入って施設を堪能したあと、一旦駐車場に戻ってから、くーと温泉街を散歩です。建物の前で記念写真や、川沿いにある町営の共同浴場も覗いてみました。こちらはとても清潔で雰囲気がよいので、こちらでも充分四万温泉を楽しむ事ができます。川向こうにはちょっとした広場もあって、犬連れの人が散歩しているのも見られました。
温泉と雰囲気を楽しみ、13時もまわったので、次は昼食です。これも事前に調べておいた和食で魚のおいしい店が中之条にあるというので、そこへ向います。
和食ダイニング 光駕
立派な装いの光駕は、リーズナブルな半個室形式のレストランでした。注文方法がちょっと個性的でしたが、美味しいしくつろげるし正解でした。おなかもいっぱいになり、旅の終わりが近づいてきました。15時をまわり、あとはゆっくり帰るだけです。
最寄りのICである渋川伊香保ICに向けて走ります。ナビの案内よりショートカットできそうな県道を見つけたので、市街地に入り込みました。
あと5kmほどでICという所で、異常を感じました。目の前を走っている車が妙な動きをするのです。車を停めると、車がはねまわるようなとんでもない地震でした。すぐ横のブロック壁の一部が崩れ、このままだと車に倒れかかってきそうだったので、少しづつセンターライン寄りに逃げます。対向車も含めて、皆停まっており、電信柱も電線も大変な揺れ方でした。
随分長く感じた揺れでした。すぐにナビのワンセグを入れますが、チャンネルサーチに時間がかかり見られません。激しい揺れでタイヤが曲がっているような感覚を感じつつ、渋川伊香保ICまでスローペースで行くと、電光掲示板に通行止めという文字が丁度表示された所でした。
とは言っても後戻りできない所まで入ってしまったので、ETCゲートの横で作業をしている係の人にどうすればよいかと聴くと、Uターンできないのでとりあえず高速道に入ってくれと言われました。判断に困った状態で本線に入ると、車は普通に飛ばしています。道の状態や速度に気をつけながら近くのサービスエリアまで制限速度ぎりぎりで走り、双葉SAに車を入れました。
運転席でラジオやスマートフォンを使い情報を収集していると、東北地方が震源の大きな地震があったという事以外まだよくわかっていませんでした。自宅の状況も心配です。本線を車がどんどん通過していくのが見えているので、とりあえず行ける所まで行こうとゆっくり走り始めました。
結果的には川越ICで完全に道路閉鎖され高速道路を降りる事になり、そこから一般道も合流のせいか大渋滞でした。裏道を走りつなぎ、途中ガソリンを満タンにして地震の状況を確認しつつ、無事18時すぎに帰宅できました。家の中ではフォトフレームのガラスが1枚落下で割れてしまっているのと、妻のウズベキスタンの人形が割れてしまっている事、そして本棚の本やスピーカーが落下して散乱しているだけで済んでいました。
自宅でテレビをつけて、その惨状をはじめて目の当たりにしました。釜石にいる親戚に連絡を取ろうにもつながりません。今はじっと連絡が取れる時を待つしかありません。とんでもない旅の終わりになってしまいました。
居間は被災された方が1日でも早く、平穏な暮らしに戻られますように祈る気持ちです。また亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
岩手で宿業をされている友人の方と数日後に連絡が取れた時に言っていた事は、旅に出て東北を元気にして欲しいと言われました。神戸の震災を経験した妻も、きっと被災された方の気持ちが私よりも少しわかるのでしょう。私たちは、私たちに今できる事をしていければと思います。
(Travel date : 2011年3月)
(2011/4/4掲載)
(東京都、Yさん  くーたら日記 Hill Breeze)

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