大学4年生の娘がチアリーダーをしているK大学の試合が、ほっともっとスタジアム神戸でありましたので、せっかくならと前日入りしてココと一緒に淡路島を満喫してきました。淡路島は4回目ですが、じっくり観光したことはありませんでした。 |
前日夜に千葉市の自宅を出発し、早朝に明石海峡大橋を臨む淡路SAに到着しました。ノンビリと島内を一般道で、南あわじ市のうずしおクルーズ(ペット乗船可)に向かいました。この日はちょうど「春の大潮」でガイドさんによると「数年で一番の綺麗なうずしお」が堪能出来ました。
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山武水産の絶品海鮮丼、洲本城をココとユックリ散策後に大浜荘にチェックインしました。まずは看板犬のカールが迎えてくれました。新五色浜まで歩いて1分で、たまねぎ畑に囲まれた
晴らしいロケーションです。
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大浜さんの自宅の離れが宿になっており和室が5室あります。和室の部屋は写真の通り民宿らしく、田舎の親戚の家で寛げる感じです。窓際にペットケージも用意されていて機能的な作りになっています。
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家族風呂もありますが、宿お勧めの五色天然温泉「ゆ〜ゆ〜ファイブ」に向かいました。この地は、豪商の高田屋嘉兵衛の出身地でもあり晩年を過ごした地です。この日と翌日に嘉兵衛の史跡を訪ねました。高田屋顕彰館・菜の花ホールは素晴らしいので是非訪ねて欲しいです。北海道・北方領土の開発やロシアとの国交に腐心した嘉兵衛の歩みが分かりやすく展示されています。 |
そして、いよいよ夕食です。母屋の大広間に準備されています。ケージに入れればペット同伴可ですが、他に食事のお客さんがいないので自由にして良いと仰ってくれました。この日はスタンダードなプランですが充分に素晴らしかったです。奥様が説明してくれましたが、この日の
材は漁協から買い付けた鯛を除いて、全て大浜さんの田畑とご主人が漁に出て取ってきたもので自給自足です。
この日のメインはタコ尽くし。タコと云うとゴチソウ感は無いと思うかもしれませんが、違います。淡路島の取れたてのタコを是非味わって欲しいです。タコ・イカの刺身、酢の物、煮物と全て奥様の手作りです。素材を買わないで済む=取れたてです。そして鯛の塩焼きです。ご主人様によるとこの日は鯛は取れなかったとのことです。鯛は他の魚と漁具が異なるので、なかなか難しいそうです。
またイカが旬とのことで、これも絶品でした。お吸い物は地元の名物のにゅう麺です。そして天婦羅の数々。
取れたての地魚・山菜・手作りのチクワ等と一緒には淡路島の代名詞とも云えるタマネギが揚げたてで出てきました。これが最高なんです。甘過ぎです!シンタマなので水分が多く天婦羅にするには難しいハズですが、奥様の料理の腕が確かなんだと思います。 |
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翌朝の散歩はタマネギ畑と新五色浜、そして裏手の善光寺で「ミニ八十八ヶ所霊場」巡りをして来ました。漁具の倉庫の前でご主人様が網等の手入れをしていました。色んな話が聞けて楽しかったです。
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朝食でメインになるのは、タマネギのサラダと白飯です。全く苦くなく甘いタマネギのサラダは淡路島で食べてこそでしょう。そして自宅の田の精米したての白飯は、白飯をおかずに食べれる感じです。
この日は、その後の旅程もあるので購入しませんでしたが、お米&タマネギは販売されています。 |
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大浜荘は「釣り船」もメインで「釣りバカ」にとっても最高でしょうね。新五色浜はコロナの影響もあり閉鎖してしまい海水浴は出来ませんが近隣に海水浴場はあるそうです。看板犬カールは母屋横の洗面所とお風呂の入口が定位置です。つまりどこに行くにも人懐っこいカールと会うことが出来ます。我々は嬉しいですが、犬の嫌いな人は厳しいかもしれません…。 |
帰路は淡路島の西岸の海沿いを走りました。北海道を彷彿とさせる気持ち良い一本道が続きます。明石、神戸の街、海峡大橋が迫ってくると湘南を思わせるお洒落な街並みが続きます。淡路島はペットと遊べる施設も多く、優しくて居心地良く感じました! |
(2022/4/15泊) (2022/5/9)
(T.Kさん)
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