前夜19:00に「さんふらわあ こばると」で大阪南港から九州に向けて出港しました。710名が定員の大型客船で、ゴージャスな動くホテルでした。ココはペットルームでのお留守番になりましたが24時間いつでも面会は出来ます。瀬戸内海の眺望を、展望デッキ、大浴場、そしてバイキングを食べながらレストランで楽しみました。 |
7:30に別府港に到着。杵築城下→宇佐神宮(ペット不可)→中津城下&名物の唐揚げ&福沢諭吉の史跡探索→耶馬渓(青の洞門や一目八景など)を経由し大分県の魅力を堪能しました。特に杵築はボアソナード博士を擁し名門法政大学を創設した杵築藩士の伊藤修先生・金丸鐡先生の出身地です。 |
杵築城の敷地内に記念碑&城内に展示もあります。逆馬の背の独特の坂の多い地形と情緒ある街並みは魅力的です。ココと一緒に散策を楽しみました。 |
144キロを走行して水分村に到着しました。水分村は、阿蘇くじゅう国立公園の山々に囲まれた自然豊かな環境です。メイン国道とやまなみハイウェイが交差する水分峠全体が敷地となっており広大です。湯布院ICからも至近です。水分村は、名前の通り宿泊施設全体がビレッジとなっています。広大な敷地内に宿泊施設、水分庵・管理棟、露天風呂(残念ながらコロナで休業中)、炭焼き小屋、ペットのお風呂、散歩コース、源泉、ドッグラン等が点在しています。ドッグランは、自然の地形を生かして広大でアジリティもあります。 |
チェックインした部屋は、離れの水法師です。一棟丸ごとでハッキリ言って家です。二間続きの和室は広々として綺麗で、縁側からは九重の山脈と咲き誇る水法師の花が見えて癒されます。 |
ココとドッグランで軽く遊んだ後は、部屋のお風呂で汗を流しました。源泉かけ流しで24時間いつでも単純硫黄泉に入浴できる贅沢さです。 |
そして楽しみにしていた夕食です。この日は初日なので奮発して大分黒毛和牛ステーキ&大分の旬の味覚の会席料理にグレードアップしました。食事処の水分庵はココも同伴出来ます。 |
大分の料理のイメージと云えば、関サバ・関アジ・りゅうきゅう等の魚介やとり天が有名ですが、今回の山の幸も良かったです。民宿の料理ではありません。本格的な割烹です。
ステーキ・お米以外は全て村内の敷地で初代が育て、二代目の若大将が腕を振るう半自給自足とのことです。小鉢、山菜、川魚の刺身、山女魚の炭火焼、お吸い物も兼ねた田舎そば、そして大自然で育った大分の黒毛和牛のサーロインステーキに舌鼓を打ちました。山女魚は、水分庵内の生け簀で、美味しいタイミングを計って調理するそうです。
白米も契約農家の大久保さんによる湯布院産で全てが地元素材です。 |
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和室の部屋は布団でぐっすり眠れて爽やかな目覚めでした。やはり自分はベッドより布団です。 |
ココと敷地内を散歩し、ペットのお風呂で朝風呂です。手ぶらで行ってもシャンプー、ドライヤー、タオルも揃っていて湯船にも浸かれます。もちろん人間達も朝風呂に入りました。温泉で汗を流した後に美味しく朝食を頂きました。 |
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水分村は素泊まりも出来ますが、一泊二食付きにして正解でした。地元の旬の味覚を味わうことが出来ました。また周囲にはコンビニやレストランはありません。
名称は「民宿水分村」となっていますが、看板に偽りありです(^0^) 民宿と云うと、襖で仕切られただけの部屋で素人料理のイメージがありますが、水分村は全く違います。正しくは「割烹 はなれの宿」「和風オーベルジュ」と云った感じです。若大将に話しましたが「民宿の方が親しみやすくて良い」と一蹴されました。正直、一泊では勿体なく感じました。大分・別府から直行すれば近いのでまた宿泊したいと思いました。九州の初日を、ココも人間も素晴らしい宿で過ごすことが出来て大満足でした。 |
(2022/5/24泊) (2022/6/12)(千葉県、T.Kさん) |
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