九州2日目は、水分を出発後、湯布院からやまなみハイウェイで九重夢大吊橋→長者原を抜けて黒川温泉を散策。くじゅう高原を抜けて、楽しみにしていた竹田市の岡城に行きました。 |
岡城は、日本百名城の一つで荒城の月で有名です。国指定史跡ですが、なんとリードで散策OKの太っ腹です。ココと一緒に広大な城内の美しい石垣や深い渓谷美を堪能しました。ココは2キロ未満の小型犬ですがパピーの時から古城やトレッキングが大好きです。岡城からこの日の目的地の南阿蘇村のペンションハウディに向かいました。この日の走行距離は143キロでした。ハウディは北が阿蘇山、南は白川水源という自然高原に恵まれた好立地で、ペンション村の入口なので目立つわかりやすい場所でした。 |
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森の中に佇む白亜な建物は阿蘇の荒々しさとは好対照なメルヘンチックな感じです。宿泊した部屋は本館2Fのツインルームです(離れもあるそうです)。決して広くはありませんが機能的です。 |
南向きの眺望の良い広いベランダからは、美しく手入れが行き届いた庭園&ドッグランと外輪山が見渡せます。また人工芝なのでミニドッグランとしても使えます。
この日は暑かったのでチェックインしてすぐに自慢の鉄平石風呂で汗を流しました。
ワンちゃん同宿専門の宿ではありませんので、建物内は抱っこかキャリーバッグでの移動となります。熊本は保健所が厳格とのことで食事場所のダイニングへは連れていくことは出来ません。もっとも一般の方が宿泊する宿では当然と思います。ココを部屋に置くのは不安なので慣れたケージがある車内でお留守番です。ココはこのケージが大好きで自宅に置いてある時も勝手にケージ内に入ってしまいます。ケージに入っていれば置いて行かれる心配がないとの犬ならではの知恵なのでしょうか?こんなところが可愛いです。 |
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そして楽しみにしていた夕食です。なぜか、この日も奮発してしまい「阿蘇あか牛プラン」にグレードアップしていました。
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写真を見てください!まず度肝を抜かれたのがインスタ映えする生ナス&生ハムのタワーです。生ナスを食べたことがありますか? 普通のナスは生では食べられないと思いますが、ここでは違います。目を瞑って食べたらナスとは想像が付きません。フルーツのようでした。
そして2品目はムール貝、帆立貝、ブラックタイガーのソテーです。味付けも絶品で阿蘇の山の中にいるのを忘れてしまい、南イタリアにいるようです(行ったことはありませんが…)。3品目はアランチーニ(ライココロッケ)のスープです。これも初めての料理で、ボリュームもありました。 |
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パンは以前は自家製だったとのことでしたが、手間が掛かり過ぎる為に、現在は地元の有名店に専用のオーダーをしているそうです。パンもあるのに、地元の水源・伏流水で栽培したライスも提供してくれます。 |
そしてメインは阿蘇あか牛のステーキです。阿蘇あか牛の柔らかい赤身を一手間も二手間もかけてあり、ただ焼いただけではありません。添えのマッシュも主張はしませんが絶品でした。そしてデザートまで完璧でした。
奥様は元専業主婦で趣味が高じただけだと仰っていましたが、とてもそんなレベルではありませんでした。
ご主人様との大学野球・高校野球のマニアックな話も楽しかったです。ぜひ続きがしたいです。 |
お腹を満たした後は、ペンションでは、珍しいシモンズの高級ベッドで心地よく眠りにつきました。 |
翌朝は高原の朝と云った感じで爽やかな目覚めでした。特製のパン主体の朝食を美味しく頂きました。わかりやすく関東で例えると、清里や軽井沢で喧噪から離れた宿にいる感じでした。 |
朝食後は、奥様が看板犬のシンバ(カナダ原産のニューファンドランド)とドッグランで遊ばせてくれました。ココは2キロ未満なのにシンバは65キロもありました!
宿の感想は、宿HPの印象は地味過ぎてごく普通のペンションしかイメージ出来ませんでしたが、行ってビックリでした。完全なるオーベルジュです。ミシュランが来てもおかしくない感じです。観光だけでなく、美味しい料理を堪能したい、環境の良いドッグランで遊ばせたい、メルヘン気分を味わいたい方にはお勧めです。
またダイニングにあるご主人様のコレクションも見ものです。ご主人とは忙しいはずなのにダイニングで色んな話が出来て楽しかったです! |
(2022/5/25泊) (2022/6/13)(千葉県、T.Kさん) |
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