出雲大社から1時間半の距離に有る、松江市美保関の福間館で宿泊しました。宿のHPには、松岡修三さんや水木しげるさんなどが訪れていると書かれていましたので、どんな古民家か楽しみにしていました。 |
福間館の本館は、美保神社の入り口にあります。美保神社は、全国の恵比寿様の総本宮なので、ご利益は商売繁盛です。そして、美保神社に祀られている神様は、出雲大社の妻と子なので、出雲大社と両参りをすれば、縁結びのご利益がさらに増すと言われているそうです。 |
  |
福間館の大型犬が泊まれる部屋は、本館から徒歩5分くらいに有る古民家になります。美保関は、美保湾に張り出した半島の先に位置している漁師町なので、漁船が停泊している港に面して家が建っています。
今回宿泊した古民家は、昔からの漁師の家という感じの造りになっていました。古民家前の看板には、英語で案内が書かれていて、外国の方も宿泊されるんだなぁと思いました。 |
  |
駐車場から数段の石段をあがり、古民家の玄関を入りますと、土間の通路が続いていました。大型犬が入っていい場所は、土間から更に高くなった1階の和室です。部屋の通り側の半分は、ビニールクロスになっていました。 |
  |
  |
2階へ続く急階段は、昔々の雰囲気を醸し出しています。古民家の目の前は漁船が繋がれている港になっているので、1階と2階のそれぞれの部屋からは、海が見渡せて気持ちが良い景色が広がっていました。 |
  |
 大型犬が泊まれる部屋は、床面が高くなっていて、トイレや洗面所や奥の部屋とは独立した感じになっています。トイレや洗面所へ行くには、履物を履いて行きます。 |
 |
入浴は本館にお風呂場があるのですが、古民家にも五右衛門風呂がありました。私達が宿泊した日は、五右衛門風呂は使えなかったのですが、シャワーは使えたので、夏だったので私は、夜と朝にシャワーで済ませました。主人と友人は、食事の時間に本館へ行ったついでに、入浴していました。
食事は本館へ行って食べるので、ペットは部屋でお留守番になります。部屋には、色々と物が置かれているのと障子もありましたので、破いてしまわないかとか、慣れない部屋にひとりで留守番させるのが心配で、駐車場に止めた車の中でお留守番させました。 |
本館へは車で移動する方がいるようなのですが、私達は全員がお酒を飲むので車は使えなかったので、ぞろぞろと歩いて行き来しました。行き来の為の自転車でも置いてあったら便利だなって思いました。 |
漁師さんの御宿だけあって、食事は海の幸が満載でとても美味しかったです。獲りたての焼き魚をサービスしてくれました。 |
  |
愛犬のお散歩は、海がとても近いので、海風に吹かれながら海沿いの道を歩いたり、青石畳通りを歩いたりしました。 |
漁師町は朝が早く、漁船が出港する音で目覚めました。朝散歩へ行くと、町の皆さんが岬の先から戻って来るのとすれ違いました。朝食もお魚尽くしで、またまた美味しく頂きました。新鮮さが、たまらなく美味しいです。 |
美保神社で毎朝行われる、朝御饌祭(あさみけさい)と呼ばれる神事があります。
神主さんが打つ太鼓の音で始まり、巫女さんの舞いが続きます。
ちょうど本館へチェックアウトに行った時に始まったので、グッドタイミングで見学をする事が出来ました。とても良いお天気だったので、美保関灯台へも立ち寄ってきました。背は低いけれど、白い美しい灯台でした。遠くに隠岐の島が見える美しい景色でした。
(2015/9/1泊) (2016/4/30)(神奈川県、J.Tさん) |
美保関 福間館 お宿情報 |