GW直前の平日に、混雑を避けて旅行へ行きました。新潟県観光推進協議会では、6月まで「うまさぎっしりスタンプラリー」を開催しているので、そこに参加をしているお店をめぐりました。 なかでも、三国海道・塩沢宿の町並みが、時代をタイムスリップしたようで嬉しい発見でした。
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まだまだ雪の残る越後路でしたが、咲花温泉に近づくと、雪よりも桜の花が盛りになっていました。ここでは、春が始まっているようです。 平日だと言うのに、案に反して、望川閣には多くの宿泊客の名前が玄関前に書かれていましたので、人気のお宿なのだと思いました。 望川閣は、超大型犬までOKで、階上の部屋までの移動はエレベーターで、食事は部屋食なので移動の面倒もないから、13歳の大型犬である我が家の黒ラブにも負担が少ないと思い予約をしました。視力が落ちて足腰が弱ってきているので、その点は重要なんです。想像していた通りの老犬への負担の無さで、ここに決めて良かったと思いました。 |
望川閣は、咲花温泉駅に近く、しかもこの路線は、「快速SLばんえつ物語」という蒸気機関車が走る路線でした。駅までは、お散歩コースにもいいですよ。 |
望川閣に到着をすると、宿の方のお出迎えが有り、荷物を持って仲居さんが部屋まで案内をしてくれます。こういうサービスは、旅館ならではですね。一歩入ったロビーには、趣向を凝らしたオブジェや囲炉裏などが、おしゃれな雰囲気で出迎えてくれました。 |
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部屋は、2間続きの和室で、室内の廊下を隔ててトイレや洗面や冷蔵庫などが置かれ、2人と1匹では広すぎるくらいのお部屋です。 山側の部屋ですが、ちょうど桜が真っ盛りで、窓を桜が絵画のように広がって、とても良い眺めでした。夜には、ライトアップされてムード満点です。 |
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わんこ用には、足拭き雑巾やバケツなどが用意され、部屋では、超音波除菌消臭噴霧器が働いていました。そのおかげか、他犬の匂いが無くて、我が家の黒ラブもぐっすりと寝ちゃうほど、すぐに部屋に馴染んじゃいました。ペット用の部屋と思えないほどの清潔感があります。 |
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一番の楽しみだった温泉ですが、源泉かけ流し100%の硫黄臭のするお湯は、珍しい緑色をしていて、いつまでも身体がホカホカする、良いお湯でした。いつまでも汗が引かないので、エレベーター前にある、冷たい麦茶のサービスは、ナイスなサービスでした。 |
お風呂の更衣室のラウンジからの眺めや(川側)露天風呂からの眺めも、お風呂は6階にあるので、見通しがきいて素晴らしく、湯冷ましに座って眺めていても退屈しません。 露天風呂は2種類の温度になっていて、風呂の横に置いてある「湯もみ板」を使って、熱い方をかき混ぜて入る趣向も、楽しかったです。翌日は男女が入れ替わるので、滞在中に計4回、温泉を楽しんじゃいました。 |
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食事は、普通のプランで申し込んだのですが、蟹尽くしの献立で、食べきれないほどの種類の多さでした。温かいのが美味しい天婦羅等は、仲居さんが頃合いを見計らって部屋に運んでくれます。新潟へ来たのですから、晩酌はもちろん日本酒。きき酒セットを注文して、その中で気に入ったお酒を、ボトルで追加注文しちゃいました。 |
広い部屋で自分達だけなので、ゆったりと美味しい部屋食を楽しめました。とても静かで、宿には自分達しかいないのではないかと、勘違いしちゃうくらいでした。 |
朝食は2階の広間でしたが、希望があればプラス料金で部屋食にできるそうです。私達は、広間で頂きましたが、品数が豊富な朝食を楽しめましたよ。新潟県の宿では、「朝ごはんプロジェクト」をやっていて、新潟の美味しいお米と各地域の名産品のおかずを出しています。咲花温泉は、「きぬとろ」です。 |
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朝、1階のロビーへ行くと、いい香りがしました。囲炉裏に火が入って、炭が焼ける匂いです。こういう趣向も、旅情があって素敵です。売店には、興味深い品々が揃っていました。フィルムや使い捨てカメラなんかもあったんです。 |
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仲居さんやお掃除の方等、従業員の接客が、とても気持ちのいいものでした。さりげない心使いなど、日頃の心掛けがしっかりしているお宿なのですね。 |
帰りは、宿から近い、「一本杉のチューリップ畑」を見てきました。無料で、農家の方々が育てたチューリップを見学させてくれています。とても奇麗な風景でした。望川閣は、もう一度行きたい、お宿になりました。 |
(2012/4/24泊) (2012/5/6)(神奈川県、J.Tさん)
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望川閣 お宿情報 |