コラム
宿利用動向2008
コラム
宿利用動向2008
コラム
宿利用動向2008
[調査結果] ペットと泊まれる宿へ期待すること? (複数回答) LIVING WITH DOGS が2003年に実施したアンケート「宿利用者動向」から5年が経過しました。 2003年当時はペット連れ専門宿の数もまだそれほど多くはありませんでした。そして2004年には画期的な変化が現れました。 完璧な犬連れ専門宿の出現です。 そのキッカケを作ったお宿は「鳥羽わんわんパラダイスホテルホテル」さん、河津の「ホテル四季の蔵」さんでした。専門宿で人も犬も充実した設備を満喫出来るお宿です。 犬には広いドッグラン、飼い主には美味しい食事と快適な居住空間、犬連れ旅行の大きな変革でした。 そして、その傾向は山中湖の「カーロ・フォレスタ・エルフォ」さんの出現で犬連れ旅行の高級化が定着しました。 料金はもちろん高めですが、何から何まで充実した設備には、これまでのペット連れ可の宿の常識? をうち破った内容でした。 これまでの犬連れ旅行の常識は「犬連れ客は愛犬を受け入れてくれれば少しくらい人は不便でも我慢する」でした。専門宿の充実した設備に対して、古くて狭い旧ペンションタイプの犬連れ可のお宿は、残念ながら営業不振に陥いらざるを得ないでしょう。 真夏の繁忙期は別格ですが、犬連れ客は犬を受け入れてくれさえすれば人は不便でも我慢できるという時代は終わったと言うことでしょう。 さて、高級専門宿が増えることは歓迎ではありますが、一方、しかしながら、すべての犬連れ客が、このような高級なお宿に泊るわけではありません。 さらに、旅行者である飼い主さんと受け入れ側のお宿と、一期一会の機会を大切にしたお宿も求められています。 そしてなんと言っても犬連れで旅行するには、飼い主さんの愛犬へのしつけが一番必要であることを忘れてはなりません。 これからの期待されるお宿は、3室〜4室の小さいながらも設備の充実したお宿や、一部可で一般のお客様との棲み分けが出来ているお宿、料理自慢のお宿、お風呂自慢のお宿等が、独自のきめの細かいサービスを提供していく時代が来ていると思います。 今回の結果がそれを表しているでしょう。 ■ペットと泊まれる宿へ期待すること? (ベスト5) 1. 美味しい食事 2. 周辺に犬連れ散策ルートが多い 3. ドッグラン 4. 温泉 5. 設備が新しい、良くメンテナンスされている 人が満足でき、犬も満足できるお宿が最も期待されるお宿であると数字が表しています。 どんな宿へ行きたいか? |