犬連れ旅
自然保護を考える
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自然保護を考える
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自然保護を考える
立山には貴重な動植物が生息しています。以下の朝日新聞の記事は、とても残念な内容です。そのような自然保護をしなくてはならない場所には、ペットはもちろんですが、人も雑菌を運ぶ媒介です。 日本は、本当に大丈夫だろうか? 自然保護という言葉は表向きだけ、心ない観光客の持ち運ぶ雑菌によって自然界が破壊されようとしています。 犬連れトレッキングで、このような特別保護地域に入るべきではありません。もしも飼い犬が原因であったなら、犬の飼い主として深く考えなければならないでしょう。一人の不心得な飼い主の為に、犬連れトレッキングが環境を破壊すると言われかねません。 犬と共に楽しむために、水準以上のモラルを持った飼い主の行動が望まれています。日本の犬が社会に認められるようになるために。(LIVING WITH DOGS) 四季山彩 |
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立山のライチョウが皮膚病 アルプス・立山(富山県)に生息する国の特別記念物ライチョウ2羽から、皮膚病が見つかり、うち1羽が死んでいたことがわかった。環境省によると、野生種のライチョウから、この種の病気が見つかったのは初めて。細菌による感染症の可能性もあり、同省は原因調査に乗り出す。立山はペット連れ登山が問題化しており、研究者らは、ペットや平地の動物の入り込みによる影響を危惧している。 環境省によると、皮膚病のライチョウ2羽はいずれもオス。昨年、民間のライチョウ研究組織「富山ライチョウ研究会」が提起生息調査を実施中、立山・室堂平(標高約2450m)で見つけ、捕獲した。 2羽とも左右の羽の付け根の羽毛が抜け落ち、表皮がただれていた。1羽は、体重が通常の7割しかなく、えさも食べず、2日後に死んだ。もう1羽は症状が軽く、発信器をつけて放した。 岐阜大学農学部獣医学科の山口剛士講師(微生物学)が死んだライチョウを検査した結果、ただれた部位からブドウ球菌の一種スタヒロコッカス・エピデルミディスが見つかった。 (朝日新聞 2002/02/20刊より)(2002/03/03) |