犬連れ旅
[特集]春の益子・笠間陶器市の旅
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[特集]春の益子・笠間陶器市の旅
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[特集]春の益子・笠間陶器市の旅
2008年5月2日(金) |
私は春の連休に行われる、栃木県は益子の陶器市に必ず行きます。 秋もたまに行くのですが、混雑するゴールデンウィークは、犬連れになってからは遠出を避けるようになり、日帰りであまり混まない所にでかけるというのがパターンになっています。 今年は昨年、初めて立ち寄った 間の陶器市である陶炎祭が思いのほか面白かったので、いつも日帰りの旅を1泊しながら、2つの陶器市を巡ろうと思ったのでした。 ETCの早朝深夜割引時間帯に常磐道三郷料金所を抜け、美登里PAへ向かいます。今回親戚犬の友人も一緒に回りたいというので、ここで落ち合い朝食を食べたあと、岩間ICで高速を降り、県道や町道、広域農道を通る我が家の定番ルートで益子入りしました。 益子の陶器市というのは、城内坂という共販センターを中心に通る道沿いを中心に、各作家の方が出店します。毎年決まった場所に出店するのが一応基本のようですが、微妙に違う場所に移ったりする事もあるようです。そしてエリアが毎年どんどんと広がって行っているような感じです。 |
共販センターの駐車場が一番大きく、またツアー観光バスも入る中心なのですが、我が家は昨年から端っこにある安い駐車場に入れるようにしています。そして広いのでくー達をしばらく散歩させてから、時間はまだ8時すぎですが、早速城内坂へ向けて歩き始めました。 場所的には北東側にあるローソンの近く、骨董品店のあたりからスタートです。共販センター側に向けて歩き始めようとしますが、早速友人が骨董品屋にひっかかりました。怪しいものが沢山なので、観ていて飽きません。今回は道路を挟んだ反対側にまで店舗が広がっていました。 |
次に一番坂の標高が高いあたりにある登り窯を見学。初めての友人たちは、結構な規模の今は観光用となってしまった登り窯をしげしげと観てまわります。犬たちはあまり興味がないようですが、よい散歩になります。 このあたりから出店のテントが多くなってきます。その次は我が家の一番お気に入りでもある井上窯。青い陶器がちょっと不思議な感じで、益子に来るようになってからは毎年何かしら買っていきます。今年は昨年対で買ったお味噌汁のお椀が一つ割れてしまったので、追加購入。 |
また隣接されている陶知庵というしゃれた食事・喫茶処のテラス席は我が家の重要ポイントです。ちょっと大きくなりすぎて隠れ家的な雰囲気は薄らいでしまいましたが、早速休憩モードです。しばらくしてから昼はここで食べようという話しつつ、次に進みました。 |
ここからは脇道だらけ。新しいお店や広がったエリアなどに驚きながら、ぶらぶらと観てまわります。 くーと友人の愛犬、HOOVERくんはひっきりなしに色々な人に撫でられて嬉しそう。曇っていて湿度はちょっと高めですが、充分犬たちには快適な気候でそれもラッキーでした。 |
休憩にはこれまた定番のジェラート。今年は妻がホットドッグやら今川焼やらをつまんだりしながら、若手の作家さんのテントを中心に坂の下まで行き、引き返します。例年タラの芽やウドなどをここで買って自宅で天ぷらにするのですが、明日もあるので今年は諦めました。ただ全般的にタラの芽は終わっているのか、殆どみかけませんでした。 友人は寝不足でへとへとながらも、サンダルや雑貨などいろいろなものを買い込んでいます。我が家は器3つを買っただけで朝立ち寄った陶知庵に戻りました。ちょっと遅い昼食です。 飼い主が食事中、テーブルの下でHOOVERくんは疲れたのか爆睡、くーは外のテーブルや外の人に愛嬌を振りまいていました。体によさそうな自然食のメニューでお昼です。 |
食後睡魔に襲われた友人は一旦車で1時間ほど仮眠。私達はちょっと買い物を足して、16時すぎに益子をあとにしました。車で移動開始した途端、激しい雨と風が。ラッキーだと思いつつも、出店のテントを心配しつつ、国道を乗り継いで水戸経由大洗方面へ。 私達は大洗近くに宿を取っているのですが、友人は宿が取れなかったため、日帰りです。でも夕食は一緒にと、水戸市内で帰宅渋滞に少し巻き込まれながら、水戸大洗IC近くの回転鮨で、名物の蛤やおいしい海の幸をたらふく食べて帰っていきました。 |
我が家はそこからほど近い宿にチェックイン。日帰り湯にでも寄ろうかと思ったのですが、私達も疲れたので宿のお風呂に入り、早めに就寝したのでした。 ※旅籠屋・水戸大洗店の体験記はこちら |
2008年5月3日(土) |
朝から小雨降る生憎の天気です。 7時に宿で用意されるパンとコーヒーと紅茶を貰い、部屋でゆっくりと頂いたあと、8時にチェックアウト。途中高くなったガソリンを給油しつつ、笠間へ向かいました。 距離的に50km近くあるので、到着は9時をまわっていました。そんなに混んでいないだろうと思っていたのですが、甘い判断でした。あとちょっとで会場となる公園の駐車場は満車になる寸前。なんとか隣接する駐車場に停めて、まずは小雨降る中飼い主は傘をさしつつ、広い公園をぐるっとくーと一緒に散歩です。 陶炎祭会場以外は殆ど歩いている人もいない隣接している広大な公園の芝生や遊歩道をくーと歩きます。これだけ広いと本当に気持ちがいいものです。くねくねと森の中を下っていく道の所々には芸術作品が点在していて、これだけをみながら歩くのも楽しいものです。広い公園はまだまだ奥が深そうです。 |
散歩をしているうちに会場の一角に出てしまいました。雨はちょっと強まってきて、足元も弱くなってきているので、陶器市会場を通りぬけながら一旦駐車場に戻り、くーには車の中のクレートで待ってて貰う事にしました。 飼い主は再度、傘をさして会場へ。昨年時間切れで全てまわれなかったので、無駄のないようにまわろうと地図をみながらルーティングです。途中、豚トロ丼や焼きそば、チャーハン、ホットゆずなんかを口に入れながら、テントを巡りました。 |
益子も笠間もそれぞれ市のスタイルが違うので、飽きません。個人的な好みなのですが、綺麗に区画整理され公園という会場の中でイベント化されている笠間よりも、どちらかというとアジアの路地裏のようにどんどん横道に逸れてしまい元の道に戻るのが大変だとか、こんな所にこんなお店が、という驚きのようなものがある益子の方がちょっとワクワク感があるようです。 |
結局小皿と小鉢を2組づつ購入し、お昼を過ぎたあたりにいきなり雨が止んで強い夏のような日差しが降り注ぎ始めたのをきっかけに、くーが心配になり駐車場に戻り、会場をあとにしました。駐車場にはまだ次々に車がやってきて入場を待っている状況でした。 そのまますぐに帰らず、郊外に来たら必ず寄る大きいホームセンターに寄り道。近くにあったジョイフル山新 間店には日陰がないと車を離れられないほど強い日差しが降り注いでおり、私が車で冷房をかけて待機、妻が買い物をしてくるという連携プレイで買い物をし、帰りもETC割引時間まではまだ時間がありすぎるので、しばらくのどかな道をのんびりと走りました。 |
その後、岩間ICから常磐道に乗り、三郷ICで首都高には乗らずに下に降り、ゆっくりと浅草を抜けて帰りましたが、渋滞はまったくなし。大型連休後半初日も、ガラガラのルートで帰宅できました。 来年の春も雰囲気を楽しみにきっと行く事でしょう。 (Travel date : 2008年5月) (2008/12/12掲載) (東京都、Yさん くーたら日記 Hill Breeze) |