そのホテルは軽井沢の「そよかぜ」。眺めのよい場所にあります。 ペットと泊まれるホテルとありますが、ペット可 のペンションとは異なり、一般客の方が多く、完全室内飼い、トイレの しつけは完璧、イレシーツ使用は禁止、無駄吠え禁止、犬同士の喧嘩は絶対禁止、当然ながら、シーズン中の雌犬は禁止、とペンションの規則より
ちょっと厳しめ、しかし、人がすごすのにはとっても心地よいホテルでした。ディナーもおいしく、ワインの種類も豊富です。
LIVING-WITH-DOGS では通常のホテルに、犬連れ客でも宿泊が可能になることを目標にしてしつけしたいと思っていますが、そのとっかかりに なりそうなホテルです。ただし、このホテルは国道沿いに立地しており、簡単散歩は駐車場でするしかありません。人間だけでしたら、別にちょっと
した空き地なんて必要がないのですが、国道沿いのそれも見通しの悪いカーブの場所にありますので、道路で簡単散歩と言うわけにはいきません。 ちゃんとした散歩をさせるには、車で5分の別荘地から始まる遊歩道に行かなければならないのです。ここは、ホテルで教えてくださいます。
その遊歩道に行ってみました。二人と1頭で、トレーシーはルンルンでした。もちろん遊歩道はノーリードでした。片道40分くらいをおいしょ おいしょと森林浴してきました。
そのあと旧軽をなるべく木陰を探しながら散歩しました。お天気のよい日曜日で、すごい人出でした。 犬連れ歩行者はたくさんいました。びんびん 引っ張りのラブ、おそらく地元のG.R.、歩行者のG.R.、シェルティー、とに
かく暑いのに、風は涼しいからか、犬連れ散歩をしている人がかなりいました。トレーシーは「触っても良いですか?」も聞かずに勝手に触られ放題! お利口にはしていましたが、ちょっとこちらに了解を取ってからにして欲しいななんて思ったのです。
さて、お昼です。いつも軽井沢に行くと必ず行く中国料理のお店があり ます。どうしようか迷ったのですが、試しに「犬連れでも良いですか?」 と聞いてみました。お店の方は「では中庭に繋いでどうぞ」と言いました。「中庭だったら、見えますから大丈夫でしょう」とのことです。 私たちは「でも、私たちがその横で食事をしているのを見たらきっと吠え ます。テーブルの下でフセをしてお利口に出来ますがどうでしょうか?」
思い切ってお願いして大成功でした。主人がサングラスをしていたのですが、 盲導犬と勘違いしたのかな?なんてこともありますが、実現しました。トレーシーは朝からのお散歩や、旧軽銀座での、お散歩でかなり疲れていたのでしょう。テーブルの下で寝てしまいました。某中国料理のお店でした。
(98/06/21) (LIVING WITH DOGS)
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