| 選んだワイン | 和食ですので、泡白か白と思い、小布施ブランをボトルでいただきました。しっかりした品質のいいフルーティーなワインでお料理にぴったり合いそうです。
 
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| 温もの | 海老芋の饅頭里芋の一種の海老芋、粘りが強くほんのり甘みがある、なめらかな饅頭の中には鳥挽肉の種が、とろりとつやの良い出汁のきいた餡がかかり、わさびで引き締めている。最初の一品として舌に優しいお味でした。この海老芋、産地は磐田。
 
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| 小鉢 | 
白菜の博多押し白菜とカニのミルフィーユ仕立てとも言いましょうか、白菜の薄い葉の部分を何枚も重ね、その間にカニ肉が。江戸時代の小皿に形を崩さず美しく盛られています。このスープが絶妙においしい。
 
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| たいてい出るそうです | 本わさびの小巻前回も登場していますが、小さな海苔巻き寿司、その寿司は本わさびが効いて鼻につんとくるが妙においしい、リピーター客が必ずもう一度食べたいと言う一品なのだそう。
 
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| 吸いもの | 
胡麻豆腐もっちりとした食感の胡麻豆腐に茄子、海老、椎茸。鰹だしの効いた薄味の汁物とあるがまるで小鉢のよう。ヘルシーな一品でした。
 
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| 刺身 | かつおのたたきメニューにない一品、藁焼きしたカツオ、親方に「藁焼きもこちらでされているのですか?」と思わず質問。もちろんここでやってますと。秋の戻りがつおは藁焼きに限りますね。
 
 
  
 赤むつ
 塩漬けの蕪が添えられて、あっさりしたしろみの赤むつに雲丹がコクを増し、蕪の歯ごたえが妙に合っています。この組み合わせ何とも和の料理人ならではですね。
 
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| 中皿 | 
吹き寄せ「吹き寄せ」って和菓子にあったよね。小さな箱に季節を現した焼き菓子の詰め合わせ、そんな感じを思い浮かべていました。登場したのはまさしく漆塗りの盆に盛られた秋の吹き寄せでした。栗は大きく栗のイガも手作り、落ち松葉は茶そばで、柿の実をくりぬいて、柿の白和え、鴨と白ネギ、穴子寿司。目にも舌にもうならせた秋の風情です。小さなお盆の上の秋の光景でした。
 
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| 強肴 | 
白身魚の餅グラタン親方が白ネギをおいしく食すために考えた一品と言ってました。お魚は金目鯛、土鍋で葱が柔らかくなるまで煮込んだもの。金目のほろっとした食感に餅が溶けて葱が絡まります。トッピングのゆずが味を引き立てています。熱々のおいしい一品です。
 
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| 食事 | 
蓮根飯土鍋で炊いたご飯に、小口切りした蓮と釜揚げシラス、大葉の細切りです。ご飯に小口切りの蓮根の食感が妙に合うんですね。そこにほわっとした柔らかいシラスの食感、大葉の香りが食欲を刺激します。おいしいご飯でした。すでにおなか一杯状態でしたので、軽く頂き、後はおにぎりにしてくださいました。翌日再度楽しませていただきました。
 
 
  
 味噌汁
 メニューにはありませんが、大きめの油揚げの味噌汁。ちょっと甘めの味噌、しっかり鰹出汁が効いたお汁でした。
 
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| 菓子 | 氷あんず細かいかき氷の上に、ほどよい甘さのあんずジャム。しっかり別腹で食しました。
 
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