以前から1度は泊まってみたいと夢膨らませ、何ヶ月か前に予約を入れ当日を楽しみにしておりました。でも、雪の影響でペンションへ車が入っていけないかもしれないとのお電話が宿泊日の数日前にありギリギリまで状況を見守っていましたら当日は大丈夫とのこと、でもすでに他の宿に予約をしてしまいました。どうしても泊まってみたかった宿でしたので日にちを変更してお正月開けに泊まらせていただきました。 電話の際の奥様の親切な応対、他の宿へのキャンセル料の心配もしていただいたり、当日は道が判らずオーナー様にペンションまで誘導していただいたりで、雪の降りしきる中ドタバタ家族でお世話になりました。 |
アルバイトのスタッフをてっきりオーナー様かと勘違いする位、お客への応対の教育が素晴らしかったです。うちのヤンチャ坊主犬を男性スタッフに抱いてもらっている時に、なんとオシッコをかけてしまうハプニングがありました。 何回も何回も謝ったのですが、にこやかに爽やかに何事もなかったかのように対処していただき、その節は大変ご迷惑をお掛けしました。 |
ペンション シープは敷地が広く、竹の小道を抜けるとドッグランとアジアンテイストな雰囲気のカフェがあります。ドッグランは雪を掻き分け段差を造ってあります。不思議な迷路のようになっており、ジャンプしたり駆け回ったりの、雪にまみれながらの楽しいひとときでした。ドッグランで舞う、粉雪と粒雪を1日で体験できたのは普段雪が降ることがない土地に住む者にとっては感動でした。 ペンション内は広くはないのですが、アンティークな置物があったり、3人利用のモービルハウスもあります。パブリックスペースからの雪景色は童話の世界のようでしたし、お風呂も広いお風呂と家庭サイズがあり、ふたつとも入ってみました。広いお風呂にはサウナも付いていて、息子は初めての家庭用サウナに喜び、何回もトライしていました。 |
ペンションは別荘地の一番奥の一角にあり、夏に来るのも涼しくて快適そうです。心地良い風が通ってエアコンも要らないんだとか。お部屋はアジアンテイストで落ち着いた雰囲気です。広くはないんですが、2人で泊まるには充分でしょうね。小さなベランダも付いており2脚椅子が置いてあるので、雪や雨の日以外にはぼーっとそこで過ごせます。 お待ちかねの夕飯が、降りしきる雪の為にガーデンディナーを体験できなかったのが心残りです。寒さ対策の行き届いたガーデンカフェでしたので、真冬でもコートをはおれば寒くないと思います。
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料理はお重にいろんな料理が盛り込まれています。鍋料理も付いており、ステーキやご飯は何回でもお替りできます。ステーキソースはやや甘めです。夕飯も朝食も凝っていて、とても美味しかったです。夕食後には男性スタッフによる余興、じゃんけんでプレゼントタイムがあるんです。 うちはワインをゲットしましたが、真剣にじゃんけんをする(負けると無言で悔しさを体で表現していた)オーナーご夫妻の小学生の息子さんかな?とても微笑ましかったです。 10分程のちょっとした余興タイムだったのですが、スタッフが殿様のカツラを付けて司会進行、ほのぼのと食後の楽しいひとときでした。泊り客は3家族とわんちゃん5匹でしたが、食事の際も静かにしていました。スタッフからわんたちにクッキーのプレゼントされ、家族のコマンドで食べておりましたし、中には見事な芸を披露してくれたわんちゃんもいました。 |
敷地内にある可愛いログハウスのお店に、いろんな輸入雑貨が置いてあるのですが籐で作られた天使のライトスタンドや、木彫りの太陽の飾り物、犬用クッションマットを購入しました。どの商品の値段も手頃ですし、購入した商品を持ってスタッフに声を掛けると翌日にはとても
敵にラッピングされており、天使のライトスタンドをプレゼントしてくれたんです。 と言うのも、天使の輪の部分の籐が最初はどういう位置だったのか触っているうちに分からなくなってしまいスタッフに「輪の部分を補強をしてもらえると嬉しい。」と伝えましたら、沢山買ってくださったとのことで、プレゼントしてくれたんですよ。 そんな心配りに感動しちゃいました。大切に使わせていただいております。ありがとうございました。
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お迎えと見送りの際も降りしきる雪の中、爽やかな男性スタッフお二人の笑顔が今でも印象に残っています。「又行った時にも会えるといいなぁ。」なんて、久しぶりに若いイケメンに遭遇し、娘時代に戻った心境でした。琵琶湖に程近くアクセスも良い場所なので、ぜひ違う季節に又泊まってみたいですね。
(2006/2/1)(静岡県、Mさん)
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