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前日は懐かしいミーティアさんに泊まり、今日ははじめてのお宿、ピレモンさんに泊まります。チェックインまでの時間を白馬ならではの温泉でのんびりしました。ランチはピレモンさんの近所のガーリックさんでした。 トレーシーと一緒に遊んだ姫川の河原、グリーンスポーツの森に行ってみました。以前はニワトリが放し飼いにされていたことを思い出しました。 マリヤはまだ水遊びをしたことがありません。どんな反応をするか楽しみでしたが、まずはきれいな川の水を飲んでいました。 姫川に流れ込む平川の護岸工事がされていました。こちらも水遊びには最適です。 マリヤはすこしづつ水の中を歩くようになりました。これからチェックインですので、びしょびしょになってしまってはご迷惑なので、ここまでで明日のお楽しみとしました。 |
さてチェックインです。ピレモンさんには5頭のダックスと1頭のGRがいます。現在のゴールデンは「ごはん君」という名前です。わが家のマリヤより1ヶ月弟です。 ピレモンさんのドッグランで、早速引き合わせると元気にカミカミします。ごはん君は男の子にしては小柄です。6ヶ月の時にごはん君は去勢手術をしましたが、その折りに身体検査をしたところ、背骨に異常があると獣医師から言われ、専門医に診てもらったそうです。 |
その結果、痛みが出たら手術の必要があるけど、過激な運動はさせないように、あとは普段通りの生活をしても問題なし、でも体重を増やしては負担となるのであまり太らせないようにと言われたそうです。ご夫妻は愕然としたそうです。「だからごはん君はずーっと小柄のままで良いんです。」と愛おしそうに話していました。 |
お部屋は、ツイン5室、和洋室1室です。今日はわが家だけの宿泊ですので、5人宿泊可の和洋室をゆったりと使わせていただきました。 以前は、ツインの部屋と、和室の部屋と別々でしたが、一緒にして1室としたそうです。間の押入スペースの上段は、犬連れ旅行はとにかく荷物が多いので物を置くのに便利です。和室部分に早速マリヤのクレートを設置しても悠々の広さでした。 床は絨毯敷きです。犬の足が滑らなくて良いのですが、さぞやお掃除が大変だと思います。わが家は、お部屋の中ではTシャツを着せて毛が落ちないようにしています。
夕食までの時間、こちらは無線LANでインターネットがつながります。昨日からのメールのチェックなどをしていたら夕食です。お風呂は午前中にみみずくの湯に行きましたので残念ながら入りませんでした。 さて夕食のメニューです。 カボチャの煮物、お豆腐(このお豆腐なめらかで美味しかったです)。 ゴルゴンゾーラのパスタ。オニオンスープ。若鶏のペルシャソースは、鶏肉の表面がカリカリに焼けていて香ばしかったです。 デザートはプリン。シンプルですがとっても心のこもったお料理でした。 こちらのお料理でピレモン特製ハンバーグが人気だそうです。大きなげんこつのようなハンバーグを食べてみたいと予約時に注文されるそうです。 夕食後、ピレモンのオーナーさんと楽しいおしゃべりをしました。 なんとオーナーさん、オリンピック選手でした。ご自身のサイトにも公開していないそうですが、LIVING
WITH DOGS で公開しても良いとご了解を得ましたのでご紹介します。 1992年 アルベールヴィルオリンピック のフリースタイル、エアリアルの選手でした。 (エアリアルとは、空中演技を競うスキーのフリースタイル競技の1つ。長さ160cm程度のスキー板をはいて空中に飛び上がり、宙返りをして着地するまでの短い競技である。ウィキペディアより) その後はコーチとしてオリンピックに参加しました。そして生まれ故郷の富山市の名誉市民として表彰されたそうです。だから選手としてコーチとして良く来た白馬を終の棲家として選んだんですね。 ミーティアのオーナーさんが、「Nさんは高いところの仕事は得意だから」と言ってましたがこれは、エアリアルの選手だったからなんですね。納得です。 |
わんこグッズショップ 「ロンパードッグ」が敷地内にあり、オリジナルグッズを販売しています。 |
そして、オーナーさんは結婚するまで犬と暮らしたことがなかったそうです。 奥様のピレママさんが犬好きだったんですね。 先代のGRクーパー君は、ご夫妻が白馬にペンションを開いてすぐに家族となりました。 彼は、外飼いでした。ある時、老犬の兆しが見えたので、玄関までのアプローチを作り、これからはお家の中で一緒に暮らそうと準備したそうです。しかしクーパー君は家の中は暑くていやだったようです。10年以上外で暮らしていましたから、簡単に家の中にとはならなかったのでしょう。アプローチを作って2週間後、クーパー君は空き地で何かを拾い食いし、突然亡くなってしまいました。享年12才でした。 それからはもうGRは飼うことはないと思っていたそうです。ところが、お隣のGRの飼い主さんのところで生まれるとのこと、遠くには出したくないので飼って欲しいとお願いされたそうです。奥様は丁重に断ったそうですが、オーナーにも言われ、絶対に僕が面倒を見るからと決まったそうです。 ごはん君はクーパー君の時のように外飼いにはせずにいつも一緒に暮らすそうです。
オーナーさんは、家族を愛し、スキーを愛し、白馬を愛し、ミーティアのオーナーさん同様、犬連れの飼い主さんに白馬の良さをもっともっと知ってもらいたいと熱くこれからの白馬を語っていました。話は尽きず、あっと言う間に11時を過ぎてしまいました。 翌朝、6時に目が覚め、マリヤは朝からドッグランで一走りです。朝食を済ませ、お部屋の後かたづけをします。 こちらは床がカーペットですので、念のため粘着テープで抜け毛を取りました。
チェックアウト後、「わんこと一緒に 白馬アウトドアプラン」の遊び場に行ってみました。カナディアン・ビレッジの敷地とその裏にある平川の河川敷です。 この場所だったら、犬達はさぞやのびのびと出来るでしょう。マリヤはリンゴちゃん(身体はレオンベルガー、顔はベルジアンタービュレン)とGRの花子ちゃんと一緒に川で遊びました。 3軒の宿オーナーさん達が、白馬の犬連れスポットを充実していこうと計画しています。これから、犬と一緒にアウトドアを楽しみたい多くの方々へ様々なイベントを発表していくとのことです。楽しみですね。 (2007/4/28)(LIVING WITH DOGS) |
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