体験記
箱根 - ペンションポーテラス 2018年5月13日で閉館
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箱根 - ペンションポーテラス 2018年5月13日で閉館
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箱根 - ペンションポーテラス 2018年5月13日で閉館
お天気に恵まれた28日(日)、神奈川県箱根にあるポーテラスさんにお邪魔しました。箱根湖尻からちょっと大涌谷の方に行った渓谷の横にあります。
ポーテラスさんは2年前に出来たばかり、箱根はまだペット可の宿が少ないので一度は伺ってみたいと思っていました。今回は、私とトレーシー、友人のYさんとハイジの二人2頭の旅です。
お昼過ぎに東京を発つのでおそらく5時頃に到着するでしょうと事前に連絡して置いたのですが、1時過ぎに出発してあっと言う間に1時間で御殿場の手前の足柄SAに到着しました。
昼食を摂っていなかったので、ここで簡単におやつをとたこ焼きを食し、トレーシーとハイジを連れて愛犬広場へ。足柄SAにはドッグランがあります。お天気が良いので小型犬がたくさん来ていました。ドッグランの中を見ると、水おけには水が張られています。水大好き犬のトレーシーとハイジには、中に入ったら最後、どろどろになってしまいますので、残念ながら楽しそうに遊んでいる小型犬たちを見るだけにして、足柄を離れました。3時に高速に戻りほんの数分で御殿場に到着です。箱根までの道すがらすすきの群生する仙石原を通り、芦ノ湖を右に見て湖尻まで日曜の午後は道路も空いてます。
以前、コンフォートさんに来ていますので、その近くだと判っていましたからすぐポーテラスさんを発見。東京から、2時間位で箱根です。箱根は神奈川県ですから確かに近いのですが、それにしてもほんとにあっと言う間に到着しました。
ポーテラスさんに到着して、早速前にあるドッグランでひと遊び。トレーシーは11才、ハイジは9才ですから、もう無茶な遊びはしません。数回ボールを投げてあげるだけであとはのんびりくんくんしています。
ポーテラスさんはまだオープンして2年の新しいペンションです。本日は、私達だけの貸し切りでした。お部屋はとっても広くゆったりとしています。犬用のベッドが備え付けられています。ちなみにトレーシーもハイジも各々クレートとふとんを持参しましたので、そのベッドは利用しませんでしたが。4部屋だけのそれもすべてツイン、最高8名しか宿泊できません。設備は、ドッグランと玄関前の足洗い場です。お部屋にはTVはありません。家具やちょっとしたインテリアはオーナーの手作りです。
ポーテラスには現在5頭のワンがいます。老犬のマックとスノー、そして元気盛りの半次郎、そろそろ老境に入ったシーズーの2頭組です。それぞれこの家の子になった物語がありそうです。マックは動物保護センターにいた子だそうです。そんな哀しい生い立ちがあるなんて感じないほどおだやかないい子です。尻尾が短くて、大きさはまるでコーギーのよう。スノーは柴犬系、白内障で目が見えていないかな。半次郎は顔はジャイアントシュナウザー、胴体と尻尾はフラッティー、性格はフラッティーというビッグなワンです。
2頭のシーズーは、最近この家の子達になったばかり、ちょっと神経質かな。でもきっと暖かいファミリーの中で暮らしていくうちにおだやかになって行くでしょう。
夕食は6時半から、たっぷりのサラダ/ゴマドレッシング、人参のスープ、サーモンのホイル焼き、チキンのベシャメルソース/ズッキーニ添え、ライス、フルーツケーキ/アイスクリーム添え。紅茶またはコーヒー。とにかくすべてがたっぷりでおなか一杯になりました。
二人でドイツワインの赤をいただきましたが、食事時にすべて飲めずに、寝酒用にキープしていただきました。
お風呂は、ジェットバスで、とっても気持ちが良かったです。後で伺った話ですが、グループ毎にお湯をすべて入れ替えるそうです。今回は2人だけの貸し切りでしたのでそのままでしたが。回流式温泉でのレジオネラ菌など結構不潔な話を聞いたりしますが、こちらは清潔そのものでした。
寝酒をいただきにダイニングへ、オーナーご夫妻とのおしゃべりでたくさんのことを伺いました。ペンションを始めようと思ったのは、これまでの旅行先で行ったペンションをいくつか見て、自分たちの理想のペンションをつくってみたいということだったそうです。
ソーラーシステムで家の中の空気が巡回するような設計でにおいがこもらないようにされています。(犬が常に5頭もいるのに爽やかな空気です。)
部屋が広く、使い勝手が良いこと、おいしい食事、清潔なお風呂、そして適正な料金と言うよりもはっきり言って安いです。犬と共に楽しい一時を過ごせるようにがコンセプトだそうです。
ご夫妻は鎌倉にお住いでしたが、すべてを処分し、箱根を終の棲家としてこのペンションを建てられたそうです。これまでに困ったお客様はいましたか? という質問に、
「お部屋で粗相してしまったことを、すぐに言って下さったので助かったことがありました。そのままにされて気がつかない場合、次のお客様にご迷惑になりますからこのように必ず粗相をしたことをはっきり言っていただくことが有りがたいです」とおっしゃってました。近ごろはマナーの良いお客様が増えてきているそうです。
「犬は飼い主さんありきですね」と言うのがオーナーご夫妻と私達が共通の意見として話が合いました。
半次郎には一つお仕事があります。お部屋を掃除する際に半次郎がチェックを行いますが、もしも粗相の後があればしっかりそこを教えてくれる。オレンジエックスでしっかりふき取るそうです。
さて、翌朝は、6時半にトレーシーのブフと言う声で起こされ、早速ドッグランへ。
朝食はというと、またたっぷりと、特にオーナーのつくったオムレツはふんわりとおいしかったです。
オーナーに芦ノ湖での遊びスポットを教えていただき、ポーテラスをチェックアウトしました。
(2003/09/30)(M.Yさん & LIVING WITH DOGS)
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