とにかく静けさ、ゆったりした間取り、清潔、大きなお風呂、おいしいお食事と大満足なんですが、特にこの宿のオーナーさんご夫妻の動物に対する姿勢、優しさが、外は0度以下のマイナス気温なんですが、宿の中は思いやりが一杯に感じられ心も体も温かくなりました。愛犬と静かに過ごしたい飼い主さんにお勧めのお宿でしょう。 (2005/2/28)(LIVING WITH DOGS)
アウルズウッドの猫さん達の物語 オーナーさんから、この子達との出逢いの話を最初の子から伺いました。最初の子はまだアウルズウッドをオープンする前、2匹の子猫が近所の自動販売機の側に捨てられていたそうです。1匹は交通事故で亡くなったようですが、オーナーが缶ビールを買おうと出て、思わず手の中にこの子はいたそうです。奥様は、外の会話で子猫が捨てられているようだとは感じていたそうですが、ご主人の手の中にいる子を見たら、もうこの子(ピック)を戻せないと思ったそうです。現在7匹の猫さんがいるんですが、その1匹1匹毎に出逢いのドラマがあるんですね。もともとオーナー夫妻は犬のいる家庭で育っているので犬が大好きなんですけど、どういう訳か猫さん達に好かれてしまっているようです。だけどアウルズの猫さん達は実に幸せです。スノーピークスは大きな大きな猫さん、白猫なんですがお鼻の先がちょっと黒くて、耳の先としっぽが黒いんですね。一度見たら絶対に忘れられない猫ですね。別荘から逃げてしまった子猫を保護してそのまま居着いてしまった猫さん、野良さんが産んで保護した子猫2匹、抽象画のような顔立ちのピカソちゃんとダリちゃん。ダリちゃんは散歩に出て未だに帰ってきませんが、ピカソちゃんは兄弟が帰ってこないのでちょっと神経質になっています。 等々6匹の猫さんとご対面しましたが、みんな性格も異なり、立派な美しい猫さん達に育っていました。飼い主さんの愛情なしにはこのようないい子達には育たないと思いましたね。 (2005/2/28)(LIVING
WITH DOGS)
傷ついたフクロウの物語
傷ついたフクロウを保護したお話を伺ったのですが、本当の動物愛護を感じさせていただきましたのでご紹介しましょう。 野鳥であるフクロウは飼うことは出来ないんですが、獣医師の元に保護されたフクロウがおりました。怪我が治り体力が回復し放鳥するまでの間、アウルズさんが預かることになったそうです。フクロウの餌は、冷凍子ネズミ(は虫類用の餌)をあげていたそうです。数年かかって怪我を治し、いざ放鳥をしなければと言うことになったそうですが、これまで人が手をかけてしまったので、果たして森に放して生きていけるか心配になったそうです。 そこで林野庁に相談したところ、野鳥保護担当官が迎えに来たそうです。 この子の為に購入してあった冷凍ネズミを持って、野鳥保護センターに面会に行ったそうですが、その施設は汚いしどうもしっかり管理しているとは思えなかったそうです。 家で保護していた子はこのネズミの餌をしっかり食べていましたが、保護センターの担当者は、食べないと言ってました。これまでやっと怪我を治し、体調が回復したのにこのままだったらまた体調が悪くなってしまうのではと思い、せめて放鳥する時期まで我が家で保護を継続させて欲しいとお願いし、家に戻してもらったそうです。 そして春になり、このフクロウは放鳥されました。この冬を無事に乗り越えて貰えれば生きていけるでしょう。とご夫妻は寂しそうに話していました。 (2005/2/28)(LIVING
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