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北軽井沢 - ペンションアウルズウッド 閉館

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【注】2008年9月28日に閉館となりました。

あまり良いお天気とは言えないような金曜日、東京をのんびり11時頃出発して、途中のSAで何回か休憩をとりながら、順調に碓氷軽井沢に到着、測道に積み上げられた雪を見ながら軽井沢、中軽を経て鬼押し出し方向へ、浅間高原、嬬恋、そのあたりは北軽井沢と呼ばれています。軽井沢から草津への中間地点です。2月〜4月のゴールデンウィーク前の北軽井沢はまさに静けさと自然を満喫するには最適なリゾート地でしょう。
アウルズウッドさんは、そんな場所にあります。
アウルズというのはフクロウです。まさかフクロウがお出迎え? と思っていましたら、確かに館内にはフクロウの置物、絵などがたくさんあります。でもこちらの看板ペットはフクロウによく似た動物、そうです、猫さんなんですね。我が家にも犬の他に2匹の猫さんがいますので、どんな猫さん達に会えるのか楽しみにしていました。

さて、アウルズウッドさんですが、そのお部屋はとっても広くて、ベッドルームとリビングに別れています。もちろん洗面、トイレは室内にあります。大型犬の飼い主の荷物は、クレート、愛犬用ふとん、シーツ類、食器類、愛犬の冷凍食と人用の荷物の他にものすごい荷物なんですが、大荷物を運び入れても全く問題なしです。
到着してから、まずは犬用のクレートをセットし、ベッドの上や、ソファーにカバーを掛けて愛犬を部屋に連れて入りました。
これまでは、ペット可のお宿に到着すると、しばらくあちこちクンクンしたり、たくさん水をのんだりと、落ち着くまでかなり時間がかかるのですが、今回は不思議なことにすぐ落ち着いてくれました。
今日は、長時間ドライブの為、愛犬は朝食を抜いて来ましたので、おなかが空いてます。ちょっと早めの夕ご飯をあげようと愛犬のご飯の準備です。お部屋の中に、冷蔵庫と電子レンジが備え付けられていますのでその場で準備できるのが嬉しいですね。
おなかが一杯になったら満足したのかクレートの中に入って寝てしまいました。
お風呂はお部屋にはついていないのですが、広い湯船で5人くらい一緒に入れそうな広さです。翌日近隣の温泉に行ってみようと思っていましたが、このお風呂で大満足だねと夫婦で話していました。

さて夕食ですが、こちらのお料理は、欧風家庭料理です。生ハムから始まり、エリンギのスープ、ポテト巻きスズキ、合鴨ロースト、デザートはチーズケーキ。おいしいのはもちろんなんですがすべてのお料理に手がしっかり入っていると思いました。
エリンギのスープは特に美味でしたよ。
翌日は、お魚はカジキ、お肉は柔らかい牛頬肉のシチュー、デザートはチョコレートケーキ。
二日連続のボリュームたっぷりのお食事で、さすがの私達も最後のデザートは一口だけにさせていただきました。

夕食の後、デザートをいただきながら、こちらの猫さん達を紹介していただいたのですが、みんな見事にきれいな猫さん達です。この猫達は幸せな暮らしをしているんだなあと感じられました。
オーナーさんはペット可のお宿をしていながら犬と暮らしていないことを気にして、犬とも暮らしてみたいとおっしゃっていましたが。私は、猫さんをここまで愛してしっかりケアして面倒をみられていることで、「猫さん達に選ばれたのですから、別に猫さん達の中に犬を入れなくても良いのでは」とお話ししました。

我が家のように犬も猫も両方愛して暮らしている飼い主さんはたくさんいますから、そのような飼い主さんには、きっとアウルズウッドさんのようなお宿は、なるほどと思うような発見があると思うからです。

初日の夜、愛犬とお散歩に出ました、空の星はきれいに輝いているのに粉雪で宿の前に止めた車に雪が積もり真っ白になっていました。普段の住まいの東京では、こんなことはめったにないことで、今は仕事から離れた別の場所にいるんだと実感できました。

とにかく静けさ、ゆったりした間取り、清潔、大きなお風呂、おいしいお食事と大満足なんですが、特にこの宿のオーナーさんご夫妻の動物に対する姿勢、優しさが、外は0度以下のマイナス気温なんですが、宿の中は思いやりが一杯に感じられ心も体も温かくなりました。愛犬と静かに過ごしたい飼い主さんにお勧めのお宿でしょう。

(2005/2/28)(LIVING WITH DOGS)

アウルズウッドの猫さん達の物語

オーナーさんから、この子達との出逢いの話を最初の子から伺いました。最初の子はまだアウルズウッドをオープンする前、2匹の子猫が近所の自動販売機の側に捨てられていたそうです。1匹は交通事故で亡くなったようですが、オーナーが缶ビールを買おうと出て、思わず手の中にこの子はいたそうです。奥様は、外の会話で子猫が捨てられているようだとは感じていたそうですが、ご主人の手の中にいる子を見たら、もうこの子(ピック)を戻せないと思ったそうです。現在7匹の猫さんがいるんですが、その1匹1匹毎に出逢いのドラマがあるんですね。もともとオーナー夫妻は犬のいる家庭で育っているので犬が大好きなんですけど、どういう訳か猫さん達に好かれてしまっているようです。だけどアウルズの猫さん達は実に幸せです。スノーピークスは大きな大きな猫さん、白猫なんですがお鼻の先がちょっと黒くて、耳の先としっぽが黒いんですね。一度見たら絶対に忘れられない猫ですね。別荘から逃げてしまった子猫を保護してそのまま居着いてしまった猫さん、野良さんが産んで保護した子猫2匹、抽象画のような顔立ちのピカソちゃんとダリちゃん。ダリちゃんは散歩に出て未だに帰ってきませんが、ピカソちゃんは兄弟が帰ってこないのでちょっと神経質になっています。
等々6匹の猫さんとご対面しましたが、みんな性格も異なり、立派な美しい猫さん達に育っていました。飼い主さんの愛情なしにはこのようないい子達には育たないと思いましたね。

(2005/2/28)(LIVING WITH DOGS)

傷ついたフクロウの物語

傷ついたフクロウを保護したお話を伺ったのですが、本当の動物愛護を感じさせていただきましたのでご紹介しましょう。
野鳥であるフクロウは飼うことは出来ないんですが、獣医師の元に保護されたフクロウがおりました。怪我が治り体力が回復し放鳥するまでの間、アウルズさんが預かることになったそうです。フクロウの餌は、冷凍子ネズミ(は虫類用の餌)をあげていたそうです。数年かかって怪我を治し、いざ放鳥をしなければと言うことになったそうですが、これまで人が手をかけてしまったので、果たして森に放して生きていけるか心配になったそうです。
そこで林野庁に相談したところ、野鳥保護担当官が迎えに来たそうです。
この子の為に購入してあった冷凍ネズミを持って、野鳥保護センターに面会に行ったそうですが、その施設は汚いしどうもしっかり管理しているとは思えなかったそうです。
家で保護していた子はこのネズミの餌をしっかり食べていましたが、保護センターの担当者は、食べないと言ってました。これまでやっと怪我を治し、体調が回復したのにこのままだったらまた体調が悪くなってしまうのではと思い、せめて放鳥する時期まで我が家で保護を継続させて欲しいとお願いし、家に戻してもらったそうです。
そして春になり、このフクロウは放鳥されました。この冬を無事に乗り越えて貰えれば生きていけるでしょう。とご夫妻は寂しそうに話していました。

(2005/2/28)(LIVING WITH DOGS)

【注】2008年9月28日に閉館となりました。

(当ページをご覧になる際には、掲載日付をご確認ください。)

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