あと数日で桜祭りが始まる3月に、阿蘇の宿「御宿 小笠原」に宿泊してきました。
日本テレビの番組・志村動物園で人気だった、チンパンジーのパン君でお馴染みの宮沢劇場がある「カドリー・ドミニオン」のお隣にあります。到着して、まず驚くのは、広い敷地です。
小笠原では、広い敷地に十分な距離を取って宿泊棟が離れ屋形式で建っています。私達は、一般的なツインベッドのお部屋を予約しました。 |
フロントと食堂のある本館前の駐車場に車を止め、宿泊棟まで荷物を運びました。宿泊棟前に車は止められませんが、荷物は、宿の方が運んで下さるので、ゆるい坂道も苦労は有りませんでした。
宿泊棟の玄関先には、お湯(温泉)とお水の出る、ペット用の水場が用意されているので、ドッグランで汚れてもこちらで足を洗えます。
ペット用品は、玄関に足拭き雑巾などのセット、室内には毛を取るお掃除セットが用意されていました。 |
部屋のゴミ箱には、ふたが付いていたり、各所、必要と思われる場所にはペットを繋ぐフックが取り付けられていたり、もちろんウンチBOXも各所に有ります。ペットと快適に過ごせるようにとの細かな配慮が、あらゆるところに見受けられました。 |
お部屋は、セミダブルサイズのゆったりとしたベッドが2つ置かれ、小卓と椅子2脚がありますが、大型犬のベッドと大きな敷物を持ち込んでも余裕の広さです。
また、天井は吹き抜けになっていて高く、壁に大きな鏡もあって、実際以上に広く感じます。 |
大浴場というのは無いのですが、各部屋に温泉のお風呂が付いています。湯船の向こうの大きな窓を全開にすると、露天風呂のような味わいがあり、夜は庭木をライトアップできます。温泉も、自由に入れ替えができるシステムで、いつも綺麗で温かな温泉に入る事が出来ました。
人用のアメニティは、浴衣では無く浴衣風の上下に分かれた部屋着と大小タオルと歯ブラシセットです。 |
|
宿の敷地内には、大小のドッグラン、簡易プール、室内ドッグラン、ふれあいサロンがあります。ふれあいサロンには、ペット用の温泉風呂とシャンプーがあり、入浴後のドライヤー設備もありました。サロンにはイスとテーブルの他に、電子レンジも置いてありました。 |
|
|
雨の日に活躍する室内ドッグランは、とても広々としていて、大型犬でも楽しく遊べます。屋外の大きなドッグランの隣には、簡易プールがあります。こちらは、大型犬が泳ぐには、深さが足りませんが、夏場の水遊びにはもってこいです。小型犬ならプールになります。屋外のドッグランはとても広く、走るのが大好きな愛犬は、思いっきり駆け回りました。楽しくて楽しくて、帰りたくないと駄々をこねる始末です(笑)。 |
このドッグランは、ナイターでも遊べました。(食後にまた遊びに来て、せっかくアジリティー用具が設置されているので、挑戦して楽しみました。) |
食事は、ペット連れか、ペットは部屋でお留守番で人だけにするのかを選べます。ネット予約後に宿の方から、どちらにするかの確認の電話をくれました私達は、一緒に食事をする方を選びました。その時ついでに、ペット用のご飯も注文しました。鳥のそぼろご飯の大型犬用サイズです。 |
フロントがある建物の食堂のペット席に着くと、予約していたワンちゃんご飯を、持って来てくれてました。食いしん坊な愛犬は、あっという間に完食してしまいました。 |
他の席のワンちゃんとの距離は程良くあり、食事のテーブルの壁にフックがあるので、そこに短めのリードを繋いでおけるので、ペット連れでもゆっくりと食事を楽しめました。
食事は、熊本の食材を使った和食で、馬刺し・岩魚の刺身・阿蘇の赤牛のステーキなどの珍しいお料理と、揚げたての鱧のてんぷら等が盛りだくさんでした。桜の季節らしい、サクラ真丈のお料理が見た目も美しく、デザートのミルフィーユも美味しかったです。 |
|
|
|
|
朝食も夕食と同じ食堂で、ペットと一緒に食事ができました。ほかほかのご飯とお味噌汁はおかわり自由で、勧められるままに、おかわりして来ちゃいました。
御宿・小笠原の施設だけで、愛犬と1日中遊べるお宿でした。これだけの施設とペットのへの細やかな配慮があるので、納得の宿泊お値段です。
|
(2016/3/23泊) (2016/4/15)(神奈川県、J.Tさん)
|
御宿 小笠原の体験記1を見る
御宿 小笠原の体験記2を見る
|