2015年の旅納めは、12月1日に石川県の能登半島へ行きました。神奈川県から群馬県経由で走って行ったので、ドラえもん広場のあるおとぎの森公園や高岡の大仏見学に立ち寄りながら、日本海へ出て奥能登へ向かいました。
氷見の方から能登半島の海岸線を走りますと、軍艦島をはじめとする色々な奇岩を見ながら走る事が出来ます。夫婦がっと(蛙)の岩や窓岩の近くには、駐車場があるのでゆっくりと見学もできます。10月の窓岩の穴部分には、夕日がちょうどハマる様子を見る事が出来るので、その瞬間を待って写真愛好家が集まるそうです。ゴジラ岩は走りながら通り過ぎてしまったのですが、どこからどう見てもゴジラに見えましたよ。 |
NHKの朝ドラマ「まれ」の舞台になった塩田から近い場所に、能登観光ホテルがあります。ホテル前の道路を挟んだ向かいの海岸には、日本海から吹く風が滝の水を下から上へ流れさせる「逆さ滝」があります。ホテルからの丁度いい散歩コースでした。 |
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能登観光ホテルは、2006年10月に宿泊をしました。離れ屋で有る事と、海の幸の食事がとても美味しかったのでお気に入りになった宿でした。9年も経ってしまいましたが、また来る事が出来てとても嬉しかったです。
本館の隣に建っている離れ屋がペットと泊まれる部屋です。外から直接出入りできるので、車からの愛犬荷物の搬入も早朝や夜の散歩も、気兼ねなく自由にできるので助かります。 |
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離れの玄関を入ると2つのドアが並んでいたので、1階に2部屋あるようです。お部屋は10畳の和室で、海側と山側の窓辺には広縁が設けられていて、それぞれに障子戸が付いています。宿泊したのは12月で寒い時期でしたが、この両側の広縁が外の冷気を遮断しているので、エアコンの暖房で部屋は暖かでした。 |
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うちの愛犬は寒がりなので、愛犬のベッドにいつも使っている電気毛布を持って行ったので、人も愛犬もぬくぬく暖かく過ごせました。海側の広縁の奥に、洗面所とウォシュレットがあります。 |
寒風吹きすさぶ日本海を眺めながら、夕方のお散歩を済ませてホテルに戻り、冷えた身体をお風呂で温めました。お風呂は、本館に有ります。温泉ではありませんが、まるで掛け流しのように透明なお湯がたっぷりと流れ込んでいるので、清潔感があって気持ちの良いお風呂でした。洗い場もきちんと清掃と整理がされてきれいでした。 |
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お風呂で身体がほっこりと温まり、浴衣姿で愛犬と部屋で休息をしていると、夕食の時間になりました。夕食は、この離れの部屋まで運んでくれます。 |
他の犬連れの客さんに気兼ねなく、自分達だけで愛犬と食事を楽しめるのも、このホテルの好きな点です。もうひとつ大きなテーブルが運び込まれ、次々と料理が並べられました。料理が並び終わって、ビックリ!!なんと!ひとり分が、大きなテーブルひとつを占領しているではありませんか。
火を使う温かなお料理が、3つもあります。9年前に食べて忘れられなかった海草しゃぶしゃぶは、記憶していた通りの美味しさでした。鍋の大根は、味が良く染みています。数ある小鉢の一つ一つが、とても美味しい。
大量に盛りつけられるよりも、ひと口サイズで出される方が沢山の種類を楽しめていいですね。お酒のあてにもバッチリです。 |
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この季節しか味わえない、松葉ガニのメスのせいこカニもありました。せいこ蟹は、内子と外子とカニみそを味わえるカニなのですが、丸ごとですと食べるのが面倒なんですが、食べやすいようになって出されていたので良かったです。能登牛のステーキもとろけるような美味しさでした。 |
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隣で見ている愛犬のヨダレが半端ありません(笑)。これで全部だと思っていたら、焼きたてのカマ焼きも登場しました!見て良し、味良し、香り良しの3拍子揃ったお食事が、こんなに沢山並べられて、大大大満足な夕食でした。 |
朝食は、本館の広間で食べます。なので、愛犬は部屋でお留守番になりますが、一晩過ごしている部屋ですし、朝の散歩と食事も済ませてあるので、愛犬自身も安心して寝て待っていてくれました。 |
朝食にも、小鉢が沢山ありました。地域の名物のサバのへしこも有ります。1つの小鉢でご飯を1杯は食べられちゃうので、つい食べすぎちゃいました。 |
帰路は、輪島朝市方面へ走り、まずは千枚田へ行きました。千枚田は、LEDライトを一面に敷き詰めてあり、夜はライトアップされているそうです。夜のライトアップも見てみたかったです。 |
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朝市では、愛犬も一緒に朝市の通りを歩けました。犬連れで買い物をしながら歩いていたら、色々な人に声をかけられたり、朝市のおばあちゃん達に可愛がってもらったりして、楽しく過ごしました。 |
(2015/12/1泊) (2016/5/6)(神奈川県、J.Tさん)
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