わんこを迎えての初めての旅行先に選んだのが静岡市にあるせせらぎの宿紅竹です。紅竹はわんこ専用宿泊施設ではなく、特定のお部屋だけわんこが泊まれるようになっています。 お宿に求めた条件は大浴場があること(露天風呂・温泉ならばなおよし)、和室であること、お夕飯が部屋食であること、そして芝生のドッグランがあることでした。 2006年7月3連休初日、既に暑い夏の日差しの中、目的地の静岡市を目指して車で東京を出発。まだまだベビーちゃんの男の子のトイプー・7ヶ月と、パパと私の2人+1匹の2泊3日の旅行です。 やはり連休初日のため、道路は大渋滞!
休憩をこまめに挟みながらですが、ナント到着に8時間もかかってしまいました(汗)。通常の場合の倍の所要時間です。帰りもやはり渋滞で、連休の混雑を思い知らされました。車の苦手なわんちゃんには相当辛い長さですが、うちの仔は基本的にドライブ大好き。パパもママも一緒にいるので安心して、お昼寝したりして快適に過ごしていました。 紅竹があるのは藁科川のすぐ傍。周りにあるのは心地よい水流音のする藁科川と民家と畑のみ。時のゆったりと流れる日本の田舎という雰囲気です。 宿に入ってまず最初に受けた正直な印象は、宿のホームページを拝見して想像していたよりも少しカジュアルな感じだなというもの。全体的に年季は入っているように感じますが、清掃は行き届いていて清潔な印象。チェックインをしてくれたオーナーさんにうちの仔は激しく
えてしまいましたが、優しく対応していただきホッとしました。 通された和室のお部屋はこじんまりとしていますが、2人+1匹には十分な広さ。こちらもきれいに清掃されていて、気持ち良く過ごせそうです。小さなベランダも付いています。わんこ臭は全く気になりません。ひとつ気になったのが、壁の薄さ。普通の宿泊客だったらあまり気にならないのかもしれませんが、うちの仔は音に敏感ですぐ吠えてしまう癖があるので、隣室にご迷惑にならないかちょっぴり心配になりました。 わんこにはおやつ、エチケット袋、タオルが用意されています。 荷物をおろして落ち着いたら早速お庭のドッグランへ。紅竹のドッグラン、きれいに芝生が敷き詰めてあり、期待通り!
広さも十分です。 ラッキーなことに滞在中はランで他のわんこに会うことはなく、ずっとうちの仔の貸切でした。 遠くに連なる雄大な山々をバックに、日の光で緑に輝く芝生の上を元気いっぱい笑顔で走り回る我が仔の姿を見ているだけで、来て良かったなという気分になります。 飼い主用には木陰にウッドテーブルとチェアの休憩スペースがあります。こういう気遣いってありがたいですね。 ドッグランを楽しんだ後は、周辺のお散歩に。周りは本当に民家と畑と川以外何もない田舎道ですが、忙しない都内で生活している私たちにとっては、反対にそれがリフレッシュになります。 目の前を流れる藁科川は水が澄んでいて、とてもきれいな川です。鮎釣りが有名だそうで、たくさん釣りをしている人を見かけました。 ここでうちの仔は初めての水泳を体験。ズボンをめくって濡れないようにし、リードを引いたまま川の中へ進んで行くと、わんこも
直に川に入ってきます。気付くと、自然に犬かきをして泳いでるじゃないですか。飼い主的には相当感動! いっぱい遊んで疲れた後はお夕飯タイム。今回こだわった部屋食です。 一品ずつ仲居さんが持って来てくれるのですが、知らない人に興奮してしまったうちの仔は、仲居さんが入って来る度に激しく吠えます。こちらは申し訳なく、とても恐縮したのですが、仲居さんは笑顔でプロの対応。わんこの宿泊には慣れているらしく、さすがです。 それでも2日目の夜は隣室のご迷惑になるからと、お夕飯中はわんこは車でお留守番。慣れている車でのお留守番の方がわんこ的にも落ちついて良かったと思います。 朝食は食堂でいただくので、わんこは車でお留守番。わんこ専用宿泊施設ではないので、食堂にわんこは入れません。 お夕飯のお味は、ネットの口コミが大変良かったので、少々期待し過ぎてしまったみたいです。でも勿論美味しくいただきました。 お風呂は温泉ではありませんが、露天風呂があります。露天というだけでテンションアップ!
わんこはお風呂場に入れないので、入浴はパパと順番です。 2泊3日の滞在中、貸切ドッグランでめいっぱい走り、田舎道を散歩し、畳でお昼寝し、大満足な初わんこ初旅行でした。 "わんこが芝生の上を元気よく走り回っている姿を見たい!"という飼い主の希望もバッチリ満たされ、わんこも家族一緒に過ごせて楽しい思い出になりました。
(2008/5/3)
(東京都、Y.Iさん トイプードル**Liebe(リーベ)と一緒の日常** )
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