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オババな私1人と大型な犬1匹で、那須に住む母親の病院見舞いのため、急に2日前の夜中にメールで予約した。翌朝直に快諾の返答メールが有り、仕事に出る前に予定が立って助かった。 当日土曜は雨だったが、宿は、那須インターから那須街道を5分もかからず、左折して少し行く所にあり、土日の那須街道の混雑にも影響されずに済む便利な立地でこれまた助かった。クラシックカー美術館の角を曲がるという判りやすさも嬉しい。しかも、宿周辺は、農家が点在するだけで、那須街道を少し入っただけなのに、まだこんなに静かな所があるのかと、驚いた。
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そして、雨の中、傘をさして宿の若主人が駐車場まで出迎えてくれた。普通だったら、直に宿帳の記帳を求められるのに、雨だからか、犬連れだからか、夕食時に記入して持っていけばよいとのこと。 コテージで、値段も安いし、期待は全然していなかったのだが、部屋は広く、2階にロフト寝室もあるとのことだが、私は1階で、2つあるベッドの1つを使用、トイレ・風呂・洗面台・テレビ・ソファ・テーブル・冷蔵庫・ポット・茶器・コーヒー・紅茶などもあり、十分伸び伸び過ごした。とにかく、全てが、清潔、綺麗、エアコンも快適で、いい香りまでするのには、恐縮した。ホテルより、綺麗で広いのだ。
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荷物を降ろした後、雨にもめげない我が愛犬は、広いドッグランで、ひとしきり遊び、泥んこになった。 身体をドッグランとコテージの間にある温水シャワー(屋根付き・2機あり・タオルもあり)で、しっかり洗い流し、コテージへ。
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そして、ご機嫌に、エアコンの機能を上げ、テレビをつけ、部屋に備え付けのドライヤーで、愛犬の長毛を乾かし始めた。と、その時、電気が消えた。 ヒューズが飛んだ、と判ったが、洗面台・玄関・トイレ・風呂などのほうは、点いているので、夕食時に宿の人に伝えれば良いかなと思って、連絡もせずに楽観していたら、夕食前に、宿のご主人が電気屋さんを連れて、雨の中、直しに来てくれて解決。
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さて、夕食が前菜盛り合わせに始まり、スープ・パン・鉢物・一品物・魚料理・肉料理・デザート・コーヒーとフランス料理風に次々に暖かく運ばれる美味なるものだった。 野菜料理の工夫が素晴らしい。ボリュームも満点。途中、肉料理の前頃、犬用の鳥ささみが出され、我が愛犬のみならず、各テーブルの方たちも喜びの波が沸き立った。 隣席の方からの話で分かったが、この宿に料理を目当てで泊まりに来る方も多いとのこと。コテージの部屋にもこの食堂にも、なかなか明るく良い絵画が飾られているのも、一興だった。
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次は人間用の風呂。岩風呂が独立して完成したとのことであったが、私はコテージの風呂で十分満足してしまい、岩風呂の体験は次回にした。トイレと風呂は別になっており、快適だった。
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翌朝は、快晴。朝食前にドッグランで遊び、近隣を散歩し、クラシックカー美術館まで行った。那須の山々が雪を半分かぶって美しく見渡せた。温水シャワーで足洗いをして、朝食。朝食も、パンだが、ご飯を頼むことも出来るようだった。ふつうの朝食より、一手間かけた美味なる朝食だった。ジュースか牛乳の他に、食後のコーヒーか紅茶も出た。 ヘビースモーカーの私にとって、コテージ内では喫煙がオーケーなのが嬉しかった。食堂は駄目だったが。 そして、チェックアウト時に支払いという所が多いが、この宿では、支払いは、朝食後というのも、犬連れには、大変気が効いていると感心した。
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チェックアウト後もドッグランで遊んでいって、と勧められたが、用事があるので、定時にアウトしようとした時、宿のご主人と料理上手な奥さんが見送りに来てくれたので、私は不慣れなデジカメで写真を所望した。まさにその時、我が愛犬は、猫を発見し大騒ぎの写真となってしまった。 なお、私は帰宅後数日中に、愛犬が人・犬ともに慣れにくく吠えてしまうので、他の客の物音がしない宿を探している友人に、さっそくこの宿の紹介メールを送った。
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(2009/12/5泊) (2009/12/15)(東京都、S.Kさん) ※一部の写真は、宿HPより転載。 |