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宿体験記

北軽井沢 - Restaurant & Stay 花闊歩 (その6)

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北軽井沢 - Restaurant & Stay 花闊歩 (その6)


新型コロナ感染症による社会への影響は、宿業を営まれている方々にとって大打撃になられた事と思われます。それは交通機関や飲食業など他の業種でも同じかもしれませんが、毎年前年度や数年前のからの実績から見通しをたて、計画的な設備投資や維持計画を踏まえ、いかに利益を上げるかがビジネスなわけですが、現在はその計画のほとんどがひっくり返っているようなものだと思います。
政府や自治体の支援策や対策が多少救いになっている業種もあるでしょうが、現実は簡単ではないでしょう。それでも日々生活のためには経済を回していかないと生きていけない訳で、形こそ違っても皆必死に取り組んでいるのだと思います。
旅行業はGoToトラベルキャンペーンという和製英語もはなはだしい名称の企画による効果も少しづつ出てい来ているようですが、私としては単純にキャンペーンがお得とかいうよりも、運動不足の解消や精神的な閉塞感を少しでも晴らしたい気持ちで、今回定宿でもある北軽井沢の花闊歩さんへお邪魔する事にしました。
 
●1日目

北軽井沢は高原でもあるため早く、秋とは言ってもそこまで近づいてきている冬との背中合わせです。草津にも当日雪が降り、志賀草津高原ルートはもうすぐ冬季閉鎖。山頂ではすでに初雪が降り山は白くなっているところも見えます。今は短い季節の狭間であり、他の季節では見られない鮮やかな風景を見せてくれる瞬間です。
雪のない季節に来たのは、数年前に神戸から北陸をまわり志賀高原を越えて来た時だけです。浅間牧場交差点の少し先にある、花闊歩さんのお洒落な看板を左折。すぐに未舗装路のデコボコ道になるので、ゆっくりと速度を落として走ります。左手にカレーの看板がみえた先を右折。あとはまっすぐ続く落ち葉と紅葉のトンネルの先に、花闊歩さんは見えてきます。
この季節、外は日中こそ長袖シャツでも暑さを感じさせる日もありますが、朝晩は0度を下回る日もあり基本ジャケットが必要です。太陽が隠れ、風が少しでも吹けば一気に震えが来るため、車の中と外では着るもので調整する必要があります。時間は17時を回った頃、まだ日は暮れてはいませんが、車を停めて宿に持ち込む荷物を整理している間にも冷えを感じました。
敷地内には他県ナンバーが1台。これはもう一組のお客さんでしょう。あとはオーナー夫妻の車とバイクが停まっています。ここ最近オーナーご夫妻はどっぷりとバイク漬けのようで、お手製の屋根付きガレージにはオーナーシェフのトライアンフ・ストリート・トリプルと女将のストリート・ツインが並んでいます。最近散策や釣り用にセローも加わり、仕事の空き時間にはご夫婦がそれぞれ気ままなソロツーリングやご夫婦で走りを楽しまれているようです。もうすぐ雪と氷の世界になりますが、そうなるとスキーの仕事に切り替わり、この北軽井沢に根付いた家族にぴったりなうらやましい生活です。
私たちがこちらにお邪魔するようになったのは、やはり犬連れ可の宿でもあるからでした。初めて来た10年前からするとどちらにも犬たちに世代交代があり、我が家は2代目のしっぽを残したコーギーめいと、花闊歩さんはコーギーのゆきちゃんと猫のにゃーこちゃんが家族です。
玄関を入ろうとすると、昨今の感染症対策がすぐに目にとまりました。消毒ポンプや対策中のステッカー、ゲスト向へのお願いなどが分かりやすく目に入るようになっています。消毒グッズは玄関だけでなく各所にも配置されていて、マスク着用のお願いも貼られていました。苦心された配慮の中にも、デザインでコーギーを入れたりとかわいらしい注意喚起になっていました。
玄関には感染対策でアルコール消毒のスプレーと館内マスク着用のお願いに加え、スタッフのマスク着用の周知。各所にも消毒用品が配置されています。食堂の席はそれぞれソーシャル・ディスタンスを確保したレイアウトになっており、その間には可動式のパーティションを配置しゲスト単位に安心して食事ができるようにされています。ただ夜のバータイムはリスクが高い事もあり残念ながらしばらく様子見になるようで、館内は清潔が保たれていました。
私たちが使える部屋の鍵を受け取り、半年強ぶりにお会いしたので少し会話をしながらチェックイン。普段はSNSで雑談はしているのですが、お互いの犬の事やバイク事など話題は絶えません。夕食の下準備に入られているとは思うのですが、新型コロナ感染症対策への取り組みなどを聞かせていただきました。地域クーポンの扱いなどで現実はいろいろ問題があるような事も初めて知りました。
まずは荷物を置いて一息ついたあと、途中立ち寄り湯には入ったのですが食事前にお風呂を使わせていただきました。浴室はガラス面積が広く秋から冬は特にまわりの木々の葉が落ちて遠くの山まで見えるピクチャーウィンドウで、日が暮れてしまうと真っ暗になります。船舶照明でムードを感じながら夜に入るもよし、明るいうちに石作りのジェット浴槽にゆっくりつかるのもよしです。いつも立ち寄り温泉に入ってきても、ここで髭を剃ったり頭をしっかり洗います。
ゆっくり温まって部屋に戻ると、今回から無線LANが使えるようになった事なったので、妻はiPadで何か調べものをしていました。そういえば最初にこちらにお世話になったのは2011年3月。その頃は携帯キャリアの電波も入り辛かったのを思い出します。今回は急に行く事を決めたので、明日の下調べをするのに助かりました。明日も天気はよさそうですし、土曜なので人が出てくる前に帰路に着こうかと考えていました。
夕食の時間になりダイニングに降りると、すでにもう1組のお客さんは席に着かれていました。柴犬2匹連れのご夫婦で、こちらも常連の方のようです。食事のおいしさを知ってしまうとリピーターの出来上がりです。ただ実際は食事だけではなく、シェフや女将のお人柄や心配りの設備も常連になる理由はあるのですが、1度泊まってしまえば言葉はいらず、誰もが納得できるのではないでしょうか。
まず最初にオードブルからです。この他に写真を撮り忘れましたが、地元産の温野菜に特製ディップのバーニャカウダも付きました。既にこれだけでも1食分のボリュームで、それぞれ味つけは繊細かつ明確で、アツアツから冷たいものまでがまんべんなく楽しめるところです。お酒を飲む人ならここだけで1時間ぐらいかけられるのではないでしょうか(我が家はあまりアルコールは飲まないので瞬殺でした)。

(1) オードブル盛り合わせ
・あつあつラザニア 鶏のテリーヌ
・スモークサーモンのクリームチーズ、トマトのピクルス
・赤ピーマンのつめもの、軽井沢ウィンナー
次にこれまた焼きたてやけどしそうなぐらいに熱々の小さめのピザ。といっても十分なボリュームがあります。夫婦で半分ずつなのに、ここまでで十分な満足感に包まれます。ちょうどこれでこちらの折り返し地点。 

(2) 3種チーズとベーコンのピザ
ボス戦まであと少し。メイン1つ目の魚料理もこれまた焼き入れと味つけが絶妙なものが登場。あさりも砂出し完璧で、白身魚は周りがパリっとして身がフワフワで熱々です。私は自分でも料理するのですが、これだけ温かいというよりできたての料理を出すのは、下準備から計算された時間配分との勝負なのがわかりますが、毎回こちらの料理は一つも裏切られる事がないのがシェフの腕前です。本音を言えば自称コース料理と紹介されている他の宿では、このあたりで結構な確率で落胆させられるのですが、最初から最後まで唸り声をあげるほどの出来なのが、こちらのすごい所だと感じています。

(3) 魚貝の白ワイン蒸し
ほとんど出来上がってしまったおなかの満足度ですが、これでダメ押しです。これまで10泊させていただいた中で、牛、鶏、豚などいろいろな肉が出てきましたが、今回はボリューム感がすごい豚のスペアリブの塊です。今回オードブルから通して箸一膳で食べてきましたが、さすがのこのスペアリブは無理かなと思っていたところ、最後まで箸だけで食べる事ができました。それだけ柔らかく調理されていました。黒こしょうでよく焼かれた肉に、しっかり味のマスタードソースがまたあいます。軟骨部分もすべてたいらげ、残ったのはかけらの骨だけでした。ごはんももう食べられないと思っていましたが、軽く食べてしまうのがこちらのコースです。あとでその食べた量に自らが少しだけ後悔する事になるでしょう。

(4) 大和豚のスペアリブの黒こしょう焼き、ライス
もうおなかの苦しさ満点のあと、アイスクリームとフルーツが乗ったデザートと、コーヒーか紅茶のエピローグがやってきます。このあたりになると給仕をしてくださっている女将さんともゆっくり世間話する事ができます。お皿が降ろされる頃には、オーナーシェフもいつのまにかカウンターでこちらを見つめています。会話している間は徹底してお二人とも座らず、それがスタンスなのだと感じさせられます。 

(5) デザート、Coffee or Tea
食後は犬の話やバイクの話に加え、やはり今最も厳しいコロナ禍への戦いなどが話題にのぼりました。厳しい状況にもかかわらず、対策や工夫による取り組みだけでなく、自ら新たな遊びを積極的に始めて楽しんでおられるオーナーご夫妻。来年で私たちとも丁度10年目のお付き合いになりますが、お互い犬が代替わりし辛い想いから幸せな想いを共感でき、趣味も同じものが多い大事なお友達です。
正直もっとゆっくり会話をしたいのですが、私たちはいつも旅の初日は6時前に家を出てめいっぱい遊んでくるためヘトヘト。満腹もあいまってこの後体力と意識ゲージがほとんど残っていないパターンで、あとは寝るだけになってしまいます。それでも練る前にはめいをトイレのため外に出さないとならないので、体に根が生える前に鞭を打って外に出ると、一瞬目が覚めるほどの冷え込みになっていました。明日明け方は氷点下にるでしょう。
宿が建っている場所は木々に囲まれているため、空がぽっかり丸くあいてあいて星空が見えています。いつもこちらは標高が高く空気が澄んでいるので星空観察をしたいと思ってはいるのですが、こちらの食後にそこまで意識を保てた事が残念ながらありません。あとは旅と食事の余韻に浸りつつ、眠るだけです。
 
●2日目

翌日。外が明るくなってから目が覚めました。顔を洗い、今日の行動中に飲むお茶を入れるため、空になったサーモスのポットを軽くゆすいで、リビングスペースでお湯をいただきます。外ではもう柴犬の飼い主さんがドッグランで遊ばせていました。
朝食はダイニングホールの昨日と同じ席へ。こちらは和洋のどちらかを前日に選択できるので、いつも少数派で申し訳ないのですが、私は和朝食をオーダー。こちらの焼鮭とごはんが絶品なので、いつも楽しみなのです。妻は普段通りパンの朝食ですが、こちらも野菜や卵料理やソーセージ、パンの種類などボリュームがあっておいしそうです。めいは朝から横にひっついて、必死の目線で飼い主を見上げています。
食後は朝日が差し込む窓の外に広がる裏手の庭を眺めながら、女将が植えている花や植物、一面に落ちている枯れ葉の処理、染料になる山の植物などのいろいろな会話をして、片づけを遅れさせてしまいました。明日明後日はバイク関係のゲストが来られるという事で、紅葉シーズン真っ只中の今はツーリングに来たいとも思いました。今年は家族でもほとんど出かけていなかったので、家族を置いて私だけバイクでソロツーリングに泊まりで来るのはちょっと気が引けるので、まずは今回の旅のあとに考えてみたいと思います。
部屋に戻る前に清算をお願いし、カウンターでお支払い。今回は政府主体の例のイベント、GoToキャンペーンを使わせていただきましたが、宿泊料金で割り引かれる分が国から宿に支払われるのはいつになるか未定との事で、経営的に余力のないお宿はお客さんが増えれば増えるほど厳しくなるという状況のようです。混乱の中に始まった救済策ですが現実には支援が渡る時間的な乖離は大きく、いつもながらお役所仕事と言われてしまっても仕方がないのではないでしょうか。
手数料を取る大手旅行会社を通さない直接予約でこのコロナ禍を戦う小さな宿は、大量の書類作成の手間による寝不足と、手続きのためのホームページの改変手数料を負担しなければならない上に、いつ還元されるかわからないのではたまったものではないでしょう。
私たちができる事は何かを考えながらまた冬に来ますと約束、最後にあらたに家族に加わったコーギーのユキちゃんとも挨拶させていただき、お宿をあとにしました。
 

(2020/10/30〜31泊)
(2020/11/22掲載)
(東京都、Yさん)
 

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