3月に入り、暖かい日、寒い日と交互に過ごしながら、徐々に春に向かっていくのでしょう。16日、最高のお天気に恵まれた金曜日お昼、主人の1本のeメール、「午後から休む」との連絡から突如と旅行に出ることとなりました。
そこで、Webで情報収集、清里でまだ体験できなかった、グレイハウンドさんにアクセスしてみました。電話で今日、伺いたいと予約、16:00に東京を出ますから、夕食を出来れば遅くしていただきたいとお願いし、大急ぎで仕事を片付け、帰宅。あっと言う間に旅行の準備を整えました。
トレーシーは「何? どうしたの? どこか行くの? トレちゃんも一緒?」と例のごとく大騒ぎです!!
そして予定の16:00よりもちょっと早めに自宅を出発しました。高速は順調、明るいうちに清里に着きたいという思いは叶いました。
まずは、いつも行く、トレーシーの運動場に、そこは一面の雪でした。誰もいない雪の運動場でひと遊びし、いざ、グレイハウンドへ。
丘の公園通りをすぐ左にグレイハウンドの案内板を発見、中を進むと夕方の薄暗い中、犬の置物が玄関両脇に鎮座しているこのペンションがグレイハウンドかな? と降りて確認、もうちょっと目立つ看板であればもっと良いのになんて思いながら、ピンポンしました。
お料理の最中なのか、なかなか人が現れません。仕方なく、勝手に中に入って、「こんばんは、到着しました**です。」とチェックインはこれでおしまい。早速トレーシーはパパと近所を散策、夕食も定刻18:30をちょっと遅れただけで大丈夫でした。
さて夕食です。今日は我が家を含め2組の家族だけです。オードブルはサーモンの薫製とサラダ、お魚は、アンコウの伊勢エビソース、お肉は、子牛のカツレツウィンナ風、きのこのせ、でした。赤ワインに良くあったお料理でした。
そしてデザートはチョコレートケーキ、ふわっとしたケーキはとてもおいしかったです。
お部屋は、我が家のベッドルームと全く同じ壁紙で、なんかホットする印象でした。
グレイハウンドという名前はご主人がかつてからハウンドと暮らしてみたかったことからペンションをはじめ、グレイハウンドと暮らせる環境を整えられたそうです。残念ながらこのグレイハウンドは今年1月、星となったそうです。
オーナーはハウンド系のワン達に何か良いスポーツはと仲間達と一緒にルアー・コーシングが出来る場所を模索されています。日本でもルアー・コーシングの大会が出来るようになると良いですね。
「この辺りの捨て犬は多いですか?」の問いに「清泉寮にチャウチャウや、ダルメシアンが捨てられたことがありました」とおしゃってました。また、そのような捨てられた犬達は、ペット可のペンションオーナー達が里親を捜したり、やむなくご自身のお宅にも引き取ったりとされているそうです。
確かに、我が家は今まで清里、大泉のペンションに何軒か行ってますが、この子は保護した犬ですと伺ったことが数件ありました。
心ない飼い主は後を絶たず、別荘地でのシーズンオフに捨てる人、わざわざ遠く山梨まで捨てに来るなんてあきれてしまいます。猟期が終わった頃の猟犬の遺棄も見られます。山梨は犬を捨てる県ではありません。犬が捨てられない世の中になれば良いですね。と改めてご主人とも悲しい現実を語り合いました。
そして、昨日の晴天がまるで嘘のような、今日は小雪がちらついてました。トレーシーにはちょっと車の中でお留守番して貰い、私達はアクアリゾート清里の天女の湯でサウナ、露天風呂を楽しみ帰路につきました。
(2001/03/18)(LIVING WITH DOGS)
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