公式サイトで最安値予約 - ペットと泊まれる宿(グランピング)3000軒【ステイウィズドッグ】- ひたちなか・コーストインシャロームつるやアネックスの体験記

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2022年6月10日からインバウンドの受入れが再開されました。これに先立って世界経済フォーラムから発表された「観光魅力度ランキング」では日本が欧米の諸国をゴボウ抜きし、世界一になりました。
東京五輪は観光客の受入れは出来ませんでしたが、交通インフラの充実、歴史・文化の伝統、サスティナブルな自然景観・名勝などが高評価に繋がったようです。
身近にいると当たり前のようですが、身近だからこそ魅力を享受したいと思いました。
今回は、ココと一緒に再び茨城県の旅に行ってきました。ココと散歩しながら楽しめる牛久沼→ 笠間(道の駅、城跡、稲荷は境内はペット不可)→袋田の滝→そば道場久慈川翁でランチ→常陸太田市の佐竹氏史跡(西金砂神社・鯨が丘・舞鶴城跡・佐竹寺)など茨城県北部を巡って、ひたちなか市平磯海岸のシャロームにチェックインしました。

前回宿泊した阿字ヶ浦つるやホテルが素晴らしく、その姉妹館であるシャロームを若旦那より紹介されました。つるやホテルと同じ時期にペット受入れを開始したとのことです。「さわやかマリンリゾートひらいそ」と銘打っているだけあって、太平洋にマッチしたパステルイエローの建物がシーサイドにえてリゾート気分が盛り上がります。
周辺はスポーツ施設も充実しており、スポーツ大会・合宿・トレーニングに最適な環境です。また、サイクリング、ツーリング、フィッシング、マリンスポーツ、もちろん夏場は海水浴も楽しめます。道路を渡って2分の漁港の横が平磯海水浴場です。
広いフロントラウンジは、ソファーでゆっくり寛げます。中でも目を引くのは勝海舟直伝の書の展示です。(複製で本物は別途厳重保存中)このホテルは安政2年創業の平野屋旅館からの流れを汲み、勝が海防に先進的だった水戸藩の視察に訪れた際に宿泊した由緒ある旅館なのです。

現在は旅館と云うよりは、さわやかマリンリゾートのキャッチコピー通りスポーツや海水浴客が多いようです。つるやホテルのように海岸直結だったりドッグランで遊べる訳ではありませんが、目の前に拡がる太平洋は爽快です。ペット同宿専門のホテルではないので、共有部分の移動は、抱っこかバッグに入ってもらってになります。
旅装を解いたのはシンプルで飾り気のない和室です。たまたま空室があったようで角部屋の16畳+板の間付きの広い部屋で、ココは大喜び。目前にマリーンブルーが拡がり圧巻です。ココは海を見ながら走り周っています。

ホテルには大浴場も完備していますが、今回は優待券を頂き「阿字ヶ浦温泉のぞみ」で太平洋を見ながら多彩な湯を楽しみました。

夕食はココと一緒に、レストランで頂きました。予約の際に常陸牛プランと悩みましたが、やはり海辺の宿は魚介が魅力でした。板長が厳選した地元素材の良さを引き出しながら、一品一品丁寧に調理されています。茨城県は魚介が売りのイメージが強いですが、実は農業産出額が、北海道に次ぎ、鹿児島県に僅差の3位なんです。産出額全国1位の農産物は、鶏卵、かんしょ、メロン、ピーマン、はくさい、れんこん、ほしいも、みずな、こまつな、切り枝、チンゲンサイ、芝、セリなど沢山あります。

海の幸と地元農産物がマッチした多彩な夕食は、目からも楽しませてくれました。美しく盛り付けられた前菜、煮物、新鮮なお刺身、ズワイガニ、鰆の照り焼き、ちくわと納豆・鯵のテンプラ、豚の鉄板焼き、デザートはメロンと茨城の味を堪能しました。中でも豚は見た目も味も鹿児島の黒豚のようでクオリティーが高かったです。

翌朝のココとの散歩は、目前の漁港から堤防を歩きました。早朝でしたが、漁師さんが働いており、釣り人も出ていました。目前で2年物のカンパチが豪快に釣り上げられていました。狙いはカンパチ、カサゴだそうですが、小型の河豚がすぐ釣れるそうです。

散歩後に朝風呂の後でお腹を空かして朝食です。地元名産の納豆&目玉焼きなどを頂きました。茨城はお米も美味しいです。
チェッアウト後は、海から直ぐの台地上に果てしなく拡がる薩摩芋畑を経由して、那珂湊の史跡(酒列磯前神社・反射炉)→大洗(海鮮市場、ドッグデプト)→水戸市のドッグカフェ・シュナカフェ→あみプレミアムアウトレットに立ち寄りました。

中でもシュナカフェは天然芝の3つのドッグランを備えており、食事もリーズナブルで美味しいです。ココと店内で一緒に過ごしたりドッグランで楽しく遊びました。

茨城県は、鮟鱇を目的にツーリングやドライブに来ることが多かったのですが、夏のハイシーズンを前にしたこの時期もゆっくり楽しめて良かったです。
茨城県が都道府県人気度ランキングで47位(ブランド総合研究所の発表)とは、誰が決めたのでしょうか? 道路も広く走りやすく史跡も多く、ココと一緒に遊べるスポットも盛り沢山です。今年の冬も鮟鱇を食べに、また来たいと思います。

(2022/6/29泊)
(2022/7/2)(千葉県、T.Kさん)

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