公式サイトで最安値予約 - ペットと泊まれる宿(グランピング)3000軒【ステイウィズドッグ】- 南紀白浜・白浜温泉ベイリリィ国民宿舎しらゆり荘の体験記(その2)

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南紀白浜 - 白浜温泉ベイリリィ国民宿舎しらゆり荘(その2)

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「熊野三山を巡る旅」で中辺路を巡ることにした。熊野本宮大社近くの観光協会に中辺路にある九十九王子社のことを教えてもらいに行くと係りの人から「まずは本宮大社の裏にある祓殿王子社から回ってください」と教えられた。言われた通り、祓殿王子社へ向う。住宅が立ち並ぶ生活道路を走って行くと、本当に本宮大社裏にあり、すぐ近くには裏鳥居が見えた。

ここから入ったら長い階段を上らずに拝殿横に出られる…次回はここから…かな(笑) 祓殿王子社は小さな祠と案内版があった。見落としそうなくらいだ…。ここから近露王子・継桜王子・野中の清水・滝尻王子を順に巡っていく。観光協会の人は近くまで車で行ける王子社を教えてくれた。地図を見ながらカーナビの指示通りに走るが、離合出来ない細い道(一応舗装はしてあった)でUターン出来る場所はあるのだろうか…と不安を感じながら走っていくと、5～6台駐車可能な敷地が確保してあった。

しかし継桜王子付近の道は細くて、対向車が来ないことを祈りながら走っていた…。滝尻王子社近くには中辺路を紹介してある会館(入館無料)が建っていて、熊野三山と九十九王子の道程が記されたパネルがあった。

もう少し各王子社を回りたかったが山道は堪忍してほしいので、この辺で熊野古道とお別れし、白浜へ向かう。田辺市内の闘鶏神社を訪れたが、弁慶祭り開催中でとても賑やかな境内。大音量の音楽が鳴り響き、由緒ある神社が………残念な日に訪れてしまったようだ…。

闘鶏神社を早く切り上げ、お宿「国民宿舎ベイリリィ」へ向かった。国民宿舎で建物は古くエレベーターも狭い。しかし「大型犬の受け入れをしてくれる」　「廊下を歩かせても良い」　「食事処に同伴出来る」という愛犬家にとってはうれしい限りの宿である。

土曜日に泊まったこともあり　宿泊客すべてがワン連れだった。超大型犬から超小型犬までバラエティに富んだワンコ勢揃いだった。

部屋は海側…といってもほんの少し見える程度。お風呂場に最も近い建物端の部屋だったことが影響して見えないのだろう。部屋のドアは内開き。上り框部分が狭く、靴を脱いでドアを閉めると…靴は廊下へ出てしまう(笑) 面倒だが靴を置き換える、もしくはドアの裏側に入り込む必要があるのだ。

洗面台もあるが昔ながらの白い陶器製。まぁレトロと思えば良いし、使用に関しては何ら問題ない。食事処へ愛犬を連れて行くと同伴している家族と部屋でお留守番させている家族が半々。

テーブルの下で待たせているワンコもいれば、椅子にのせてもらっているワンコもいる。わが家はいつものように椅子で待たせることにした。今回、ワンコ食事(2食付)がついているプランを予約したので、テーブルの上に我々の食事と一緒に愛犬の食事が並んでいる。マカロニと刻み野菜が混ぜてある。上には肉！

チェックイン時に愛犬の体重を尋ねられたのは　量の計算のためだったのだろう。フード以外の食事が初めての経験なので、食べるだろうか…と不安もあったが、まったく心配は要らなかった。目を輝かせてオアズケで待った直後、パクパク…とあっという間に食べ終えていた！いつもより丁寧に器を舐めている姿には笑ってしまった。