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ペットと泊まれる宿を考える
パイオニア的犬連れ宿泊施設様への提言
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ペットと泊まれる宿を考える
パイオニア的犬連れ宿泊施設様への提言
犬連れ可宿泊施設パイオニアのお宿はいくつかありますが、そのような宿は確かに必要だと当方は感じています。これまで、犬と一緒に旅行したくても受け入れて下さるお宿がほんとに少なかったからです。特に始めて犬と一緒に旅をと考える飼い主さんにとっては貴重なお宿だと思います。 実際にペット連れのお客様をお受けするには、マンパワーが必要です。掃除も念入りにしなければなりません。LIVING WITH DOGS は、受け入れてはいるが蚤のおまけ付き、食事もひどいというようなお宿に泊まったことがありました。また網戸が壊れていて蚊に刺されて大変だったお宿もありました。このような宿は、ペット可とするだけの資格のないお宿なのかも知れません。 しかし、需要はどんどん増えています。ペット連れで旅行することが一般的になってきました。 では、お客様はどう考えているでしょうか? 本来ならば、ペット連れ専門のお宿ではなく、ペットと暮らす前からなじんでいた宿に泊まりたいと、また他の行ったことのない場所にも行ってみたいというのはペットと暮らしていないお客様と同様ではと思われます。 犬連れパイオニア的なお宿は、リピーターが多いからこのままで良いと、もしもお考えでしたら、もう少し日本のこれからの犬を取り巻く社会を考えていただければと思います。 確かにリピーターさん達には、使い勝手の良いお宿でしょう。 「少々の我が儘は聞いてくれる。」、「粗相してもお金で解決もできる。」、「吠えても文句を言われない。」、「ヒート中の犬を連れていっても何も文句を言われなかったので寛大で良かった。」 とほんとに思うでしょうか? リピーターとして残っていくお客は、粗相した犬の飼い主さん、ヒート中の犬を連れてきた飼い主さんだけではないでしょうか。 サービス業の原点はすべてのお客様に快適をお約束するものと思います。個々のお客様に満足をしていただきたいはずです。しかし、すべてのお客様が満足されたかは疑問だと思います。ヒート中の犬がいて、他のお客様は、愛犬の雄犬が落ち着かず、それこそなだめるのに冷や汗をかいてしまうことがあるのではないでしょうか。 「自宅と変わらない自由をどうぞ」は、そのお客様にとっては、寛容で嬉しいお宿と思ったかも知れません。 しかし、同宿された他のお客様はどうでしょうか? ヒート中の犬がいてひどい目にあった、もう二度と行きたくないと思ったお客もいらっしゃるかもしれません。 犬に無駄吠えありません。犬は理由なく吠えません。訴えたいことがある、教えたいことがあるから吠えるのです。それを理解している飼い主さんだったら、おしまいと言えば、犬は吠え止みます。 余程、普段から犬を観察していない飼い主さんでない限り、ひどい吠え方はしないものです。 公共の場です。自分だけの空間であれば何をしようがその人の問題です。 しかし、他の方がたくさんいる公共の場で自分勝手な振る舞いを誰もが認めますでしょうか? 人が夜中に大きな声で怒鳴ったら、迷惑ではありませんか、それも許されることでしょうか? 人の子供が夕食の場で大騒ぎして走り回ったら、他のお客は親のしつけ方にあきれますよね。 だからといって、お客に向かって、あなたのしつけ方は間違っているとはなかなか言えないものです。 LIVING WITH DOGS の「マナーとルール」は、なかなかお客様にマナーやルールについて言えないお宿様に、ローカルルールの下にそのリンクを置いていただき、「このようなルールやマナーもございます。ご参考にご覧下さいませ。」という感じでお使いいただければと思います。 子供だから、犬だから、ではないと思います。このマナーとルールはあくまでも基本なのです。人が人様のお宅に、お金を払う、お客かも知れませんが、一夜をお借りするのに、礼儀をもってお借りする。それが人としてのマナーだと思っております。 愛するからこそ、どこにでも連れていきたい、しかし、愛すれば何でも許されるは傲慢な話だと思いますが。 「愛しているから、愛犬がしたことは不問にしてね」は通らない話だと思います。 飼い主の責任を考えずに安易に犬と暮らし始めた飼い主が多くなり、マナーも不十分な飼い主が増え、犬ブームとなりました。 犬飼の初心者さん達を相手にビジネスをされる言うことでしたら何でもありのお宿は今後も繁盛するでしょう。しかしそのような飼い主さんもいつか、成長します。マナーとは、愛犬をほんとに愛し、愛犬をパートナーと思い始めたら、どんなところでも良い子でいてくれると自信が出てくると思います。 そうしたら、何でもありのお宿は卒業し、人がほんとに楽しめる旅行をしたいと考えるのではないでしょうか? だから必要なマナーだと思うのです。 お金を払えば客だから何でも許されると言うような、昔の旅館のスタイルは、今や成り立たないと思います。宿泊施設は、個人のプライバシーが重要となっていくと同時に、個人のマナーも持たなければならないのです。 これからの「犬との旅行」が進化していくと思われる中で、何でもOKとして下さるお宿は貴重なお宿でもありますが、そのようなお宿も、犬の飼い主初心者に徐々にマナーを植え付けていく、考えるお宿として、お客様に自然にマナーの在り方を教えて下さるようなポリシーをもっていただけたらと思います。 |