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宿体験記
妙高高原 - ペンション プリムローズ 閉館
宿体験記
妙高高原 - ペンション プリムローズ 閉館
オーナーは、今日最後の外の戸締まりをと、夜も深まった12時ごろ外に出て行きました。駐車場に廻ってみると車
の中にご主人が犬と一緒に横になっているではありません か、「どうしたんですか」と訊ねたそうです。
そのお客は、ご夫婦二人の宿泊客でした。でも犬を連れていたことを言いませんでした。そのご主人は「旅行に行っ て布団に寝たことはこの犬が我が家に来てからないんです
よ」と言っていたそうです。
はじめての体験でしたが「犬と一緒にどうぞ」と言ってしまったそうです。オーナーはその時は犬の飼い方・扱い方も知りませんでした。それからオーナーは犬を飼い、いろいろ勉強したそうです。
今は春・夏・秋は犬づれのお客がメイン。冬はスキー客が多いので犬連れのお客は少なくしているそうです。 (現在は通年犬連れ専用のペンションとなっています。)
素晴らしいオーナーの清潔なペンションでした。そのペンションは新潟県妙高高原のペンション・プリムローズです。
プリムローズはとても清潔なペンションで広々としたリビング・ダイニングルーム がとても素敵です。客室は、バス・トイレ付きの部屋がいくつか有り、ワンちゃんに
ご飯をあげる時には水も使えるので、とても便利です。
ここは、妙高高原の山麓に位置し、スキー場のゲレンデの最下端にあたるのでスキーを はいたままペンションまで滑ってくることが出来、冬場はスキー客で賑わいます。
お料理も申し分なく、特に"チキンのスープのパイ包み"が好評です。
ペンションのそばには、テニスコート、森林の遊歩道、それから赤倉温泉も近く、 人間の遊びやワンちゃんとのお散歩には最適なロケーションです。また、ほんの少し 車で足を延ばせば最高の自然に触れることができます。
(以下の2ヶ所とも、車で20分くらいです。)
まずは、野尻湖です。湖畔には、レストランが並んでいます。春の水は雪解け水のせいかとてもきれいで、泳ぎの好きなワンちゃんには最高です。私たちは、「ハーバーワン」という湖畔のお店で休憩し、トレーシーの泳ぐ姿を見ながらしばしリゾート気分を味わいました。
次は、笹ヶ峰です。広大な高原で池や遊歩道も多く、森林浴には最適なスポット です。もちろん、夏がお奨めで、散歩道を上るとだんだんとまわりにガスがかかって
きます。涼しい空気の中を仙人池までのぼったら、トレーシーは一人で池で泳いでしまいました。散歩の後で公営のレストランに入り、久々に食べたカツカレーとビールは、最高のごちそうでした。トレーシーも大満足で、「やはり、犬は自然が似合う。」と思えた夏の
一日でした。
また、笹ヶ峰まで足を延ばさなくても、「イモリヶ池」では水芭蕉の群生を見ることが出来ます。ペンションのオーナーは、とても味のある方で、話せば話すほど楽しくなってしまいます。
最近、パソコンを購入され、インターネットやEmailも始められました。Emailを使いたい方は、お部屋でも大丈夫です。私たちは、ノートPCを使ってEmailを読み書きしていましたから。
ところで、ワインのお好きな方はいらっしゃいますか?ペンションの帰り道ですが、北陸自動車道の上越インターの回りは一大ショッピングセンターとなっていて、そのなかに「やまや」という酒屋さんがあります。そこは、とてもワインの種類が豊富でブルゴーニュやボルドーなどのフランスワインをはじめとしていろいろなワインが置いてあります。値段も都会に比べてお手頃で、掘り出し物に巡り合えるかもしれません。 妙高高原は、東京方面からは少し遠いですが、今年の秋には中央高速が赤倉までつながり、
とても便利になります。さらにその後、北陸自動車道にもつながるということです。 (97/06/08)(LIVING WITH DOGS) |
早春のプリムローズ
3年ぶりに妙高ペンション「プリムローズ」に向かいました。前日は、一日中雨の乗鞍高原でしたが、今日はうって変わって晴天です。乗鞍から松本インターに戻り、高速で妙高高原まで一気にお昼頃には到着しました。
この素晴らしいお天気ですから、妙高でどこで遊ぶかの選択肢は色々あります、野尻湖で泳ぐのもトレーシーにとっては最高の楽しみですが、今回は、笹ヶ峰の森林浴をまた堪能しようと登りました。
笹ヶ峰は、広い敷地内に牧場があり、牛が放牧されていますが、乗鞍同様、やはりまだその時期ではないらしく一頭も牛がいませんでした。県民のための、体験学習用の宿泊施設やグリーンハウスというレストランがあります。
前回、仙人滝トレッキングを試した折りには、このレストランのカツカレーに大満足しましたので、今回もトレーシーには車の中でお留守番を頼みカツカレーをいただきました。
これが、揚げたての豚カツをカレーライスの横に添え、ボリュームはたっぷり、久しぶりに若者のように食しました。
レストランの方に、前の放牧場で犬を放しても良いですか? と了解を得たのち、トレーシーと牧場でボールのリトリーブ遊びをしました。雪の残った牧場での、都会ではなかなか味わえない広大なドッグラン体験となりました。
いくつかあるトレッキングコースは、まだまだ雪が深く、ちょっと入り口辺りまでしか行けませんでしたが、ドイツトウヒの林など、雪解け前にもゴム長靴さえあればきっと楽しめるものと思います。仙人滝コースは登りがあるので、もう少し雪が融けてからの方が良いかもしれませんが。
さて、トレーシーの体力を考慮して、あまり遊ばせ過ぎも良くないと早々にお宿にチェックインをしました。
96年に始めてプリムローズに伺ってから、その年は数回、富山までの中継地として利用していましたが行くたびに色々とオーナーは新発想で迎えて下さいます。
私達は、いつもお二階のバス付きのお部屋にしていましたが、今回は1階に2つ分の部屋を一つにした部屋があると聞いてましたので、そのお部屋を指定して予約しました。
ベッドは3つあります、ソファー、TVがあっても、大型犬用のクレートを置いても充分な広さです。アウトバスのお部屋ですが、部屋の前にお風呂と洗面所がありますので、不便さはまったく感じませんでした。
また今回行ってびっくりしたのが、犬用のシャワールームが増設されていたことです。外から帰って、汚れた足のまま、シャワールームでシャンプーまで出来ます。トレーシーは雪の笹ヶ峰で遊んだのでどろどろの足にはなっていませんでしたので簡単にシャワーで足を洗いました。
G.R.2頭飼いのお客さんが、チェックインされましたが、日本海で泳いだ後でしたので、このシャワーでシャンプーをしっかりさせていました。
夕食時は、何も言わなくてもお気に入りのワインで始まります。ワイン好きのオーナーが私達に合うワインをすでに用意して下さり、そのワインに合うお料理は、鮭とお野菜のロール蒸しグリーンピースソースでした。
犬と泊まれるお宿を転々とされる旅行者にとって、妙高は2泊目か3泊目になるようです。同宿された方は、前泊は草津とのことでした。
狂牛病の影響でお料理も制限があり、他のお宿も食材に苦労されているようです。
お二階のアウトバスのお部屋も連休後二部屋を一つに変更をされていくとオーナーがお話していました。多頭飼いのお客様が増えていますのでお部屋が広いというのは嬉しいですね。
今回は、同宿のお客は、G.R.の2頭飼いの方、マルチーズの飼い主さん、ポメラニアンの飼い主さん達でした。連休の合間でしたから空き室もあり犬たちは、こぞっておとなしく良い子達でした。
(2002/05/04)(LIVING WITH DOGS) |
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