いぬやど、ペット宿3000軒【ステイウィズドッグ】- 祭畤(まつるべ)温泉・かみくらの体験記

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祭畤(まつるべ)温泉 - かみくら

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祭畤(まつるべ)温泉 - かみくらペット受け入れ終了

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祭畤(まつるべ)温泉 - かみくらペット受け入れ終了

ゴールデンウィーク前の平日に、岩手県一関方面に旅行に行こうと思い立ちました。この地域で大型犬が同部屋で宿泊できる温泉宿が無いかと探しましたら、祭畤温泉の神座(まつるべ温泉かみくら)さんを発見して、すぐに予約をしました。
祭畤温泉・かみくらは、岩手県と宮城県と秋田県との県境に位置している1軒宿です。一関から50分ほどで行かれる山の中に有りました。
チェックインよりも早い時間に到着したので、宿から奥の位置にある(車で5分ほど)「まつるべスノーランド」へ行ってみました。こちらはスキー場なので、雪の無い時期は、草原が広がっている広場になっています。犬の施設としてのドッグランでは有りませんが、誰も居なかったので、思いっきり走って遊ばせてもらいました。大自然のドッグランに、愛犬は大満足の様子でした。沢山遊んだ後は、いよいよ宿へ向かいました。
新館のフロントへ声をかけましたら、犬連れは奥の本館で、チェックインの手続きをするとの事でしたので、そちらへ移動しました。
本館の前に車を駐車しておけるので、荷物の出し入れも簡単で便利でした。犬連れ専用の玄関なので、お散歩での出入りも気兼ねなく行き来ができました。

木の温もりを感じる純和風なラウンジで、ウエルカムのお茶を頂きながら、食事やお風呂の説明を聞き、その後に部屋へ通して下さいました。
部屋は1階で、2間続きの広い和室です。

廊下からのドアを開けると、磨きこまれた木造の空間があり、もうひとつ扉を開けると部屋になっています。
部屋の入口にこういう空間があると、万が一にも犬が飛び出す事を防げて、良いなと思いました。

うちの犬はラブラドールで大型犬なので、必要な時に使えるようにと、大きなケージを部屋に設置もしてくれました。

入り口の段差は、カーペット付きのスロープにしてあったり、色々な面で細やかな心使いを感じました。
部屋の障子をあけると、木が立ち並ぶ林の景色が広がっていて、部屋に居ながらにして森林浴が出来ちゃいそうです。
部屋の設備は、空気清浄機と冷蔵庫(中には、ビールや地酒の他に、サービスの湧水が入っています)電気ポットとお茶のセットがありました。洗面所と水洗トイレもあります。

ペット宿泊館(本館)のラウンジには、書棚のある休憩室や立ち寄り湯の方の休憩室等があります。自販機もあるので、冷蔵庫の飲み物以外が欲しい時もすぐに購入ができました。
源泉かけ流しの温泉は新館にあるのですが、中廊下で繋がっているので、雨の日も寒い日も困りませんでした。廊下にもストーブを置いて暖かくして下さるお心使いが、ありがたかったです。

冬の時期は露天風呂(写真左)が休止なので入れませんでしたが、屋内の大浴場だけでも満足でした。
湯船から溢れながら流れ込む温泉が、とても気持ち良くて、身体の芯まで温まりました。リラックス効果が抜群で、夜はぐっすりと眠れました。

男女のお風呂の入り口前の休憩室には、マッサージ椅子(有料)と瓶牛乳の自販機がありました。
お風呂上がりの瓶牛乳は、美味しいので好きです！愛犬用の牛乳も買い忘れたので、助かりました。
この場所は、待ち合わせ場所にもモッテコイです。翌朝には、男女のお風呂が入れ替えになりました。

食事は新館の食堂で頂くので、ペットは部屋でお留守番です。夕食は、鹿肉のローストや三陸の焼き牡蠣や土瓶蒸しに、揚げたて熱々の山菜の天ぷら等々。

1品1品が美しく盛りつけられ、優しい味付けの美味しい料理ばかりです。鳥鍋には、セリやウルイの山菜がたっぷりと入って、それはとても美味しくって、珍しい山菜のウルイは、おかわりをしたいくらいでした。当然のこと、お酒も進んじゃいました。食前酒の桃花水が、なにげに美味しかったなぁ。ご飯は、宿の方が鳥鍋で卵雑炊を作って下さって、きれいに完食しちゃいました。
朝食は、土鍋のご飯がとても美味しくて、干物やヒジキ煮や温泉卵をおかずに、山盛り2杯も食べちゃいました。お腹がはち切れそうになりながらも、新館のラウンジで、山の景色を眺めながら、朝のコーヒーも頂きました。