いぬやど、ペット宿3000軒【ステイウィズドッグ】- みなかみ・ホテルファミリーオみなかみの体験記

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夏の新潟旅行二泊目は、心臓病の愛犬の帰路の長旅を心配し、一旦群馬県の水上に投宿することにしました。「ホテルファミリーオ水上・JR東日本ホテルズ」です。
(右はホテル前道路の景色)

チェックインよりだいぶ早めに着いてしまったのですが、フロントの方がキーをくださいました。本当にのどかなところに建っています。「たくみの里」という手作り工芸体験のできるところのど真ん中です。犬の泊まれる部屋は1Fの非常口付近で、お散歩などにいつでも便利に出られるように便宜が図られています。

部屋には犬の備品はほとんどなく、水飲みのお皿などほしい人は非常口付近にちょっと置いてあるのでそれを取りに行くような形です。

犬用トイレなどの準備もないので、お泊り用の携帯トイレや新聞紙などを自宅から用意したほうがよいでしょう。外は大変な暑さでした。チェックインの前に一回「たくみの里」を見に行ったのですが、さらの体調にもしものことがあると困るので、ホテルの部屋で休憩を入れて、お留守番してもらい夫婦だけで出直し、短時間で見ることにしました。「たくみの里」にはかき氷屋さんや地元の野菜を売っている所、くるみの殻を利用して工芸品を作っている所、ブルーベリー農園、おそばやさんなどが点在しており、こちらではブルーベリー狩り体験をしました。

くるみの工芸品に無料で名入れサービスがあるのでその様子を見ていたのですが、「こんなにたくさんくるみの殻があるのですから食べるのがさぞかし大変だったでしょうね！」とおじさんに話しかけたところ、「中身は全部捨てるよ」とのことだったのでびっくりもったいないなぁと思いました。

ブルーベリー狩りのほうは、500円で食べ放題にしました。相方は500円で1パックの詰め放題コースを選択。フレッシュで大きめのブルーベリーは大変おいしく、農園の女性が食べ頃の実を「食べなさい食べなさいこれもこれも…」と言ってどんどん私に持ってきてくださったのですごいスピードで食べました。本当にノホホンとして良いところです。

ホテルに戻るとさらは昼寝をしていたようでした。ヒトの夕食の前にさらに持参のレトルト夕食を出してから食堂に向かいました。今晩はバイキングではなく、久々の定食。たまに食堂に行くとすでに並べられている所なんかがあるようですが、ここは着席してから一つ一つ出てきました。鮎の塩焼きや群馬の牛肉、お野菜、天ぷら、蒸し物などがとっても懐かしくふるさとのお味で満腹となりました。

お風呂はそうそう大きくないのですが、奥平温泉(加温、加水、循環式)です。朝食はバイキング式で、こちらは品数は多くはないものの安心のおいしさでした。しかし家だと朝なんてトースト1枚がやっとなのに、旅行に来るとどうしてこうも朝からおいしいのでしょうね。

きのういただいたお野菜の引換券をホテル玄関前の畑に持っていくと、かぼちゃがいただけました。野菜受付の奥は、かぼちゃのトンネルになっていて、緑のかぼちゃ、オレンジのかぼちゃがたくさん生っていました。
本当は一家に一つだったみたいですが、おじさんと色々お話ししていたら「もう一つあげるよ」と言われてかなりうれしかったです。
チェックアウト後、またきのうの「たくみの里」を訪れ、野菜販売コーナーでお野菜を大人買いしてしまいました。安くて新鮮な野菜に興奮してしまい、もうすっかり旅行に来ていることを忘れ、かごにバンバン入れました。
帰路は、ここ二泊目の月夜野ICから関越に乗りましたが、渋滞を恐れての早めの出発が功を奏し、スルリスルリとスムーズなドライブで、自宅ICに到着した時にはあまりに早くて嘘のようでした。
やはり新潟からの帰路一泊作戦、正解だったようです。私の中では新潟がそんなに我が家(神奈川)から遠くない所に変わりました。
(2016/9/3掲載)
(神奈川県、Cさん)

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